スペイン コロナ風邪ピークを過ぎたか

スペイン　サンチェス首相は昨日コロナ風邪による死者数が二日連続して減少(昨日は８０９人)したことに付き､感染のピークが過ぎた､と声明。
過去１週間で一日当たり最低の死亡者数に落ち着いた。

しかし､全国のロックダウンは治療最前線の体制強化と念のため今月２５日まで延長すると宣言。
同時に公共の場でのマスクの着用を規則化した。

マスクの使用については先週金曜日アメリカが使用を勧告。

欧米ではマスクの効用に付き議論ばかりで強要はされていなかった。

現在、公共の場でのマスク着用を法制化しているのは、オーストリア、チェッコ、トルコ、イスラエルのみ｡(BBC調べ）｡

尚､今回スペインもマスク使用に踏み切ったが既に全国に品切れで実効は無さそう。

昨日現在、スペインの被感染患者数は約１２万５０００人、死者は約１万２０００人で､イタリアを抜き､欧州で最悪。

老人ホーム、養護施設の伝染状況が酷く､現場は医師、看護師が影響を受け無人状態で、野放しの事態が続いていたマドリッド。
先月から軍の医療部隊が投入されている。

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