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例外的優等生―ヴェトナムの活力 [アジア]

先週、ヴェトナムのグエン フック首相は本年のヴェトナムGDPは5%の伸びとなろうと語った。

政府公表の第一四半期の成長率は、3.8%だった。

首相は、コロナ風邪の封じ込めに成功したと宣言。

現時点で確認されたコロナ風邪患者は324名、死亡者はゼロ。

世界に先駆け国境封鎖、自国民の帰国に14日間の強制的隔離検疫を課してきた。

周辺アジア諸国が全てコロナ被害で、今年のGDP予想をマイナスと見るに、ヴェトナム一国だけがプラス予測。

IMFの予測では、ヴェトナム一国のみ年間2.7%のプラス成長と見ている。

コロナ以前でも、米中の貿易戦争で、中国在の企業がヴェトナムに移住しており、低賃金、まじめな労働姿勢で海外からの投資が増え続けていた。

しかし、首相の予測は強気に過ぎるか。

隣国のタイでは、コロナに打たれ、経済後退が加速して政府は今年のGDPが7%縮小すると表明しており、ヴェトナムの輸出産業は、衣料品、靴等を初め全面的に海外需要が細っている。

しかし、多くの経済専門家は、コロナ騒動で、ヴェトナムの行政分野のIT化が急速に進み、2か月の内に、”役所仕事”の12%だったデジタル処理が倍の24%になった点を指摘。

周辺国に比してデジタル革命に成功して行政の効率化に弾みがついていると指摘。

すでに、国家経済力はカンボジア、フィリピンのグループを離れ次の上位国家グループであるタイ、韓国に追いついたと指摘。

尚、ヴェトナムは観光客の入国をまだ認めていない。

バイロン
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