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農業助成:最大の発火点 [連載ー英国EU離脱交渉]

UKのEU離脱で、EU結合の基盤である共通農業政策(CAP)によるUK農業者へのEU助成金が消滅する。

ロンドン政府は、離脱によってもUKの農業従事者は一切損害を受けず、従来通り、EU助成金と同額を支給されると確約してきた。

助成金次第で全UKの農業が崩壊する。

今回政府発表の来年度予算概要。

先ず、ウィルス政府が噛みついた。
概要によると、来年ウェイルスの農業者への助成金は、EU助成金より少ない。
ウェイルスの酪農、なかんずく羊業者の利益の84%がEU助成金だった。
ウェイルス政府は、来年度の助成金がEU協同農業政策助成金と同額であるとの政府公約違反だと、強烈な反対。
亦EU離脱でウェイルスの農産、酪農製品のEU輸出が関税の賦課で落ち込む。
その補償を如何してくれるのか。

全UKの農業界は固唾を飲んでロンドン政府の対応を見守る。

ロンドン政府は、助成金の計算基礎、その他詳細を発表すると宣言。

スコットランド、北アイルランドの自治政府は.それを待つ姿勢である。

バイロン
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