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英国ハント外相の失言;日本人妻 [アジア]

英国新任外相ハント氏は初の中国公式訪問中。

受け入れ側の王毅中国外相の歓迎会で”重大失言”;

即ちハント氏はスピーチ中に、”私の妻は日本人”と話し、たちまち間違いに気が付いて訂正、”私の妻は中国人”と言い直した。

奥方は西安出身のれっきとした中国人。

二人はアメリカのヲ―リック大学で学生同士知り合い結婚ししている。

その後、ハント夫妻は日本で勤務、夫妻は、日常会話に日本語を選んでいると言う。

訪中中も二人は日本語で会話しており、中国外相の歓迎会では思わず舌が滑り、”私の妻は日本人発言に繋がった。

訂正にも拘らず、中国世論はハント拒否に動く。

相手が悪かった。

日本は中国にとり一種の宿敵。

バイロン


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アメリカ食肉業界の悲哀 [経済]

飼料価格の下落を背景にアメリカの食肉業界は10年来の大増産。

牛肉豚肉の、赤身肉も鶏肉の白身肉も未曾有の大増産体制に入っていた。

国内のスパーマーケットでは大幅値下げの価格競争で需要は伸び、順調な海外への輸出と活況を呈していたものだった。

そこに降って湧いたトランプの貿易戦争。

4月以来、メキシコと中国がトランプ保護関税に報復して豚肉の輸入に20%の新規関税を課した。

中國はその後、赤身肉、白身肉全体にも報復関税を課している。

忽ち、舞台の暗転で、アメリカ食肉業界は大口の輸出先マーケットを失い、国内に肉があふれかえり軒並み、利益の急落に見舞われている。

最大手のタイソン フッドの株価は昨日、7%もの激落。

9月末に終わる現会計年度の一株当たりの利益が前年度比10%以上の低落となると公表。

バイロン
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予測不可能;トランプイラン対話を提唱 [中東]

トウイターで外交儀礼を打ち捨ててイランのロハニ大統領を痛罵していたトランプ。

今度は、ロハニと”無条件で”、”彼が望むなら”直接対話の用意があると宣言。

若し実現すれば1979年イラン革命以前以来初の両国首脳会議となる。

北朝鮮、ロシア首脳とシンガポール、ヘルシンキ会議を経験したトランプ。

今度はイランである。

イラン政府は、急遽、首脳会談は;

・アメリカが国際核協定に立ち戻る事、

・イランの主権をみだりに侵さぬ事、

を条件に考慮すると、表明。

バイロン
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伊達男 カーンのパキスタン [アジア]

パキスタン ナショナル クリケットチームのエイス、ロンドンで教育を受け、伊達男振りを発揮してウェストエンドのナイトクラブでプレイボーイの噂が高かったカーン氏は、とうとう念願のパキスタン首相の地位を手にした。

ところがパキスタン経済は停滞の最中。

全輸入の三分の一がサウジからの原油で代金支払いが重くのしかかる。

一方輸出は急降下で絶不調。

先月20日、中央銀行は、外貨準備が僅か二か月分の輸入しか、カヴァーできないどん底(90億ドル)になったと発表。

IMFは120億ドルの緊急融資の検討に入った。

実施されると13回目の緊急救済。


一方、油断ない中国は前年度予算年度の穴埋めに50億ドルの借款を行い、パキスタンの”友人”として助けの手を伸ばした。

カーン氏は選挙公約で、年金の拡大、基礎教育の拡充、農業人口に補助金、電気料金の一部国庫負担、等々の大風呂敷を広げていたが、IMFローンが実行されると現状以上の緊縮財政を強いられる。

若者の背中に乗って首相になったイケメン首相の政権運営はまことに苦しい。

既に彼の首相就任の時点から通貨ルピーは対ドル20%の減価、下降趨勢は止まらず年内にさらに10%の下落が予想される。(カーン氏は現在組閣に大童)

バイロン


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トランプのイラン制裁 [中東]

トランプ中東外交の鍵、対イラン姿勢。

レジームチェインジにまで続きかねぬ強圧外交。

これからの制裁発動予定は下記のとおり;

・8月7日発効分制裁;

 イラン政府機関による米ドル購入の停止。
 金、貴金属の購入の制限。
 炭素材、金属、石炭の取引制限。
 イラン製絨毯、靴類のアメリカ輸入制限。

・11月4日発効の第二弾制裁;

 船舶運用制限。
 原油、石油製品、化学品、エネルギー関連製品の輸出入制限。

 イラン原油輸入国に輸入の停止を求め、聞かぬ国には応分の制裁を課す。

この一か月でイラン通貨リアルは対ドル50%の大減価。

バイロン
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エクソダスの始まりか [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリスのEU離脱は目と鼻の先。

イギリスはユーロ圏に属していないが世界の金融センターとしてロンドンはユーロ通貨を使用する種々金融取引の清算場所として権威を誇ってきた。

離脱に従い、ますますユーロ圏とは遠ざかるイギリスにユーロ通貨清算業務を独占させることは規制上危険だとの意見がEU側に強い。

先週、ドイッチェバンクはユーロ清算業務をロンドンからフランクフルトに移管すると公表。

他の主要銀行30行も次々とロンドンを離れEU都市への同様業務移管を考慮中と言う。

バイロン
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疑問詞―アメリカ経済 [経済]

アメリカ第2四半期のGDPが4年ぶりの好調さで4.1%の大幅拡大。

同期のインフレを勘案すると名目7%に近い大躍進。

トランプ周辺は鬼の首でも取ったように経済政策の正しさを宣伝する。

しかし、専門家の判定では、米中貿易戦争を見越した同期のアメリカより中国への大豆他農産物の駆け込み輸出の爆発的増加が原因で、GDPの急伸は一時的現象としている。

バイロン
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壁のカネ出さねば政府閉鎖 [アメリカ州]

支離滅裂もまだトランプには褒め言葉だ。

アメリカ連邦予算、議会は9月末日までに通過させねばならぬ。

トランプは公約に反して、メキシコ国境に建設する壁の費用を、自国納税者に押し付けようとしている。

トウイッタ―で曰く”健全な移民対策(すなわち、壁の建設)費用を民主党が出さぬ(すなわち、予算計上に反対)と言うなら、政府支出の全てを停止して、政府機能を閉鎖する”と単純そのものの恐喝言辞。

これが一国の大統領の見識か。

バイロン
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豪州補欠選挙;連立与党惨敗 [アフリカ]

二重国籍問題で議席を失った5名の豪州議会議員。

昨日補欠選挙。

その結果、4議席を野党、労働党が獲得。

自由―国民党連立与党には手痛い敗北となった。

現与党党首ターンブル首相は、来年の総選挙に向けて企業減税を旗印に人気を煽るが、現在、豪州では銀行の不祥事件が相次ぎ、銀行の減税には国民がそっぽを向きだしている。

また社会保障費が減税の犠牲になるとの反対も多い。

バイロン
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カンボジア:異常政体の定着 [アジア]

本日、野党ボイコットの下カンボジア、独裁者ハンセン首相率いる総選挙。

野党は非合法化されて首脳は海外に避難。

自由なメデイアは抹殺されている。

どこから見ても反民主主義の典型的政治ドラマ。

アジアに異様な政体の定着である。

バイロン
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