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イラン救済決済方式稼働 [中東]

先週金曜、英仏独が先導するイランとEUとの輸出入決済方式が稼働開始。

トランプの制裁で苦悩するイラン救済策。(INSTEX方式と呼称)

EU、イラン双方に相対する台帳を作り双方で輸出入額を記帳管理する。

実際の銀行経由の決済は不要で、双方それぞれ、輸出入額を台帳管理し、EUサイドは差額をユーロ、乃至ポンドで地域内決済。

イランも同様に輸出入差額をリアルで自国内決済。

双方、金融機関を通さず、通貨を交換せずに取引が出来る。

先週金曜から、医療品、一部食糧の取引が本方式で始まっている。

トランプ政府は現状の制裁でイランとの貿易決済に国際決済機関、銀行等、の使用を禁じている。

今回の"トランプ制裁抜け”の方式に付きトランプは未だ対応を表明していない。

バイロン
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有機発光ダイオード;中韓競争 [テクノロジー]

スマフォ メイカー世界トップ5に中国メイカー3社が入った。

1位は韓国サムソン社、2位がアップルだが、3位以下中国の、フアウェー、小米、オッポが轡を並べて猛追。

従い、内包機材、特にデイスプレイ開発に熾烈な競争が起こる。

省エネで見栄えが鮮明なOLED(有機発光ダイオード)デイスプレイ技術に先陣争いが熾烈になった。

中国は各省に競争を喚起し、地場メイカーの育成に力が入る。

韓国サムソンは、折り曲げ自由な"flexible OLEDデイスプレイ”の開発で先行している。

しかし、急速に伸びてきた中国のスマフォおよびIT末端機器産業。

勢い国家産業育成に自国産デイスプレイ開発支援に熱が入る中国中央政府。

韓国、サムソン追撃の旗が揚がった。

バイロン


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”オペック プラス”合意;現状維持 [経済]

今週のオペック総会に先立ち、大坂G-20に出席のロシア大統領プーテインは記者会見で下記表明。

・サウジのモハメッド皇太子と現行の”オペック プラス”の原油生産削減策を継続することを合意し た。

・現行の削減(日量120万バーレル)合意は今月末で切れるが、そのまま、6ヶ月乃至9ヶ月延長する。


”オペック プラス”とは、オペックメンバー国に、非オペック産油国(ロシア、メキシコ、カザフスタン等)を加えた産油国グループ。

両グループは生産規模につき2016年から協力している。

今回のプーテイン発表に、イラン、ヴェネズエラから、サウジ、ロシアの独断先行だと反対の声。

バイロン

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大坂G-20結末 [国際]

大坂G-20。

懸念された最終コミュニケが合意されて終了。

多くの海外メデイアがあらゆる国際分野での”トランプ横車”で今回は最終コミュニケが合意されまいと予測していた。

コミュニケが出たことにつき、外国メデイアは驚きと共に、参加各国が”問題児トランプ”の扱いを学習したからだとの論評が見える。

コミュニケは独りよがりのトランプも反対できぬ表現ばかり。

最大の問題点、通商についてはトランプの保護主義につき直接の非難を避け、国際貿易は”自由で平等、差別無き平坦な足場で”行われるべきだと、原則論で表現。

第二の問題点だった、気象変動については、パリ協定の遵守に触れながら、両論併記で、”米国はパリ協定がアメリカ経済、および国民に与える悪影響の故に参加しない。協定外で環境改善に努力する”と、トランプの顔を立てた。

コミュニケは纏まって、グループの結束は表明出来たが犠牲も大きく、全面的国際通商紛争、中東紛争、中東和平問題、デジタル社会の対応、WTO改組、等については具体的な進展が一切見られない。

トランプの米国は既に次期大統領選挙に突入。
フロリダで民主党候補の公開討論会も行われた。
議会ではトランプの弾劾を求める声が高まりつつあり、トランプ政府の政治力に深刻な陰がさしている。

また、英国の離脱騒ぎは収まらず、EUも混乱が続いている。

世界貿易を不安定に追い込んでいる最大問題の米中紛争も一時延長戦の様相で、世界はトランプとEUの混迷が過ぎるのを待つ”待球作戦”に出た模様。


バイロン
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酒飲み天国スコットランドの知恵 [社会、文化]

スコッチウイスキーの本家本元、スコットランド。

イングランド、ウェイルスに比べてスコットランド人のアルコール摂取量は、約2割高い。

毎週、24名がアルコール過剰摂取で死亡している。

また、現在牢に繋がれる犯罪者の6割が犯行時アルコールの影響下にあった。

本場の高級スコッチは値が張る。

庶民は安価な高アルコール製品、リンゴ酒、アルコール強化ワイン、ビール等に走る。

スコットランド政府は”世界で始めて”酒類のアルコール分量に最低価格制を導入。

価格を嵩上げし”安酒”による過剰飲酒を抑える企てを始めた。

国家的遺産、本物スコッチ製造者には、影響が無い。

彼らのウイスキーは既に最低価格を超えて売られているから、と政府は説明している。


バイロン


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フランス史上最高気温記録 [欧州]

昨日、南仏ヴィルヴィエーユでフランス気象台の記録史上、最高気温が記録された。

45.1度Cである。

過去の最高記録は2003年南仏で記録された44.1度Cだった。

気象台は現在の熱波は継続し、今回の記録気温がが続けて破られる可能性があるとし、マルセイユ、モンペリエ周辺地方を最高警戒地区に指定。

バイロン
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プーテインとメイ:氷の冷たさ [国際]

大坂のG-20。

トランプばかりが嫌われ者では無い。

ロシア大統領プーテインと辞任が決まっている英国メイ首相との会談。

出席者の話で両者は氷のように冷たい態度に終始した。

プーテインはG-20出席前にFT紙とのインタビューで;

・”自由“、”民主主義”は議題遅れの古い主義、主張だと酷評。

・世界はスパイ、防諜と騒ぐが、意味が無い。”一文の価値(5ペック)”も無いと切り捨て。

国際的反論の嵐が巻き起こっていた。

今年、ロシアの二重スパイだったイギリス人をロシア保安機関員が英国に侵入し殺害。

メイはロシアに容疑者引き渡しを求めてきた。

メイは、在ロンドンロシア大使館から殺害に関与したと指名の数人を国外追放。

同時に、英国在住ロシアのオリガーク(富裕者)の監視を強めている。

大坂の会談、メイは歯に衣をかぶせずプーテインを”無責任“、”唾棄すべき”と酷評した模様。

自由で民主主義を尊重し人権、平等を信奉する世界秩序を守ると強調した模様。


バイロン
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シンガポールにデジタル銀行 [国際]

IT革命の大波。

今年、世界に先駆け香港は8つの”デジタル銀行”を許可している。

シンガポール政府も今週、8月を期して5行の”デジタル銀行”に公募の上営業許可を与えると発表。

国内外の希望者に応募を呼びかけた。

先進金融技術、システムを駆使する”デジタル銀行の出現で従来型の”現職”銀行に、衝撃が走る。

シンガポール政庁は”新旧”銀行の共存を求め、無用な混乱を避けるべく指導するとしている。

バイロン
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朗報:EUと南米自由貿易協定成立 [国際]

南米南部共同市場、メルスコールはブラジル、アルゼンチン、ウルガイ、パラガイの4カ国から成り総人口2億6千万人。

昨日、EUとの自由貿易協定が合意された。

20年来の困難な交渉が纏まった。

EUから、自動車、その部品、機械類、医薬品等メルスコールへの輸出品に課税された関税率が年間40億ユーロ分減少する。

メルスコールからEUに牛肉、メタノール、砂糖が低位関税率で輸出が可能となった。

双方とも、トランプの仕掛ける米国第一の保護主義に抵抗し、”国際自由交易”のメリットを強調している。

特にブラッセルは今回の新協定につき、既に成立している、EUと日本、カナダとの自由貿易協定にひけをとらぬ大きな前進だと自画自賛。


混乱の”トランプ時代”に明かるいニュース。

バイロン
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名門銀行の凋落:ドイッチェ バンク [経済]

149年の歴史を誇るドイツの名門銀行、ドイッチェ バンク。

投資部門に赤字続き。

トランプ企業に不透明な貸し出しを行い、米議会の聴聞要求を浴びる。

各種オペにスキャンダルの噴出。

昨年末時点で、全世界で雇用者数は91,000名の大銀行。

この度、前代未聞の人員整理案を打ち出した。

投資部門を中心に20,000人を整理する。

総員の2割を超える衝撃の退職。

米国のオペレイションが整理の中心。

株価は、創業以来最低に落ち込んだ。
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