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トランプ以降:民主党エネルギー政策 [アメリカ州]

次期米国大統領候補の最右翼の一人、民主党上院議員、エリザベス ウオレン女史が発表したエネルギー政策。

主要点は;

・2030年に乗用車、中型トラック、バスは全て環境汚染ガス放出をゼロとする。
・2035年に全発電所の発電源を再生エネルギ-(renewables)とし環境汚染ガス放出をゼロとする。
・連邦政府は3兆ドルをエネルギ-構造変化の為に投資する。
・現政府交代の初年度(2021年)に海上、および連邦所有の土地における化石燃料発掘の許可証を
 無効にする。
・同時に、全国のフラッキング(シェイルガス、シェイルオイル採掘作業)を禁止する。

これでは世界がひっくり返る。

先ず実行不可能と思えるが”環境問題”は選挙戦の一大目玉。

バイロン




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トランプ辞任要求 [米国トランプ弾劾]

米国主要メデイアが行う意識調査でトランプ弾劾に賛成の国民が例外なく、過半数を超えてきた。

本日はNBCテレヴィで来年の大統領選挙に民主党から立候補しているオルーク氏(テキサス州前下院議員)がトランプ大統領に辞任を要求。

ニクソン大統領辞任の前例があり、トランプにとり最適な選択だと述べた。

亦、米国上院の共和党議員が、日に日に選挙民の非難に晒されており、ニクソンのケイスに似て上院に弾劾賛成派が増えると指摘し、共和党内よりもトランプ辞任勧告の声が上がろうと語った。

民主党の大統領戦出馬の候補の内、辞任要求はオルーク氏が始めて。

バイロン
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香港:10月1日の恐怖 [アジア]

来週火曜日、10月1日が中国人民共和国建国70年周年記念日。

香港の民主化街頭デモは17週間目に入った。

一昨日の週末デモは5年前の民主化運動”傘運動”発生の記念日と重なった。

街にあふれた民衆は、30万人。

来週の中国建国記念日に、本土の中国軍が治安維持と称して香港に武力侵攻を強行する恐れありと、民衆は身構え、結束を強める。

デモ隊からモロトフ カクテルの火焔瓶が警官に投げられ逮捕者も多数。

尚、香港市庁は来週火曜に予定される中国建国祝賀の花火大会をキャンセルした。

バイロン
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来週統幕?ジョンソン不信任案 [連載ー英国EU離脱交渉]

議会民主主義を旨としても、節制ある良識が支配しない議会はまるで雑音だけの鶏小屋と化す。

10月31日の英国EU離脱日。

英国下院議会は、今月、すったもんだの末、新法を成立させ、”無協定のEU離脱”は違法とした。

新法は、10月31日時点でEUとの間に離脱後の関係を定めた”協定が無い場合、離脱はならず”、政府はEUに来年1月31日まで離脱を延期するよう提案し、その日以外の延長日をEUが求めたら無条件で受諾するよう命じている。

この法につきジョンソン首相は、まるで”降伏法'(surrender act)で、これでは英国の立場はEUの言いなりに弱体化し、交渉力を一切失うと強烈に反論中。

無協定離脱の”武器(ジョンソンは無協定離脱で被害を受けるのは英国で無くEUだと主張している)”を失い、国益を害すると論陣を張る。

終に、議会内の反ジョンソン勢力が.結束を固めつつある。

ジョンソンの主張は法を無視する危険な動きで、断固阻止しなくてはならない。

来週、ジョンソン不信任案を上程する。

10月31日は危険なジョンソンを首相の座から追い出しておかねば、新法に反して、無協定離脱が既定事実化する危険がある。

不信任案成立後、処理内閣に労働党党首コービンを据え、無協定離脱を無効にした上、総選挙(等)の対応を考慮するとする。

しかし、反ジョンソン陣営が”不信任案”で一致結束するには、鶏が多すぎるようだ。

混沌、混迷は続く。

バイロン
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トランプと議会:弾劾手続き [米国トランプ弾劾]

今後のトランプ弾劾手続きの公的推移。

・下院が弾劾の出発点。弾劾動議書(article of impeachment)は下院法務委員会により纏められる。
・同委員会より下院議会に動議書の賛否を問う。
・下院の過半数の賛成で弾劾は決定。
・下院決定の弾劾動議書は上院に配付される。
・上院は同弾劾動議を審議する法廷となる。
・議員100名が判事(陪審員を兼ねる)となり主任判事として、連邦最高裁判所主席判事ロバートが上院
 裁判長となる。弾劾が認められるには議員(判事兼陪審員)の三分の二、即ち67議員の賛成が必要。
 決定は最終的で控訴審はない。弾劾決定と同時に大統領は退職。
・上院裁判所の審査手続きは上院多数の共和党院内総務、ミッチ マクドーネルが決定できる。
 召喚する証人の数、裁判の期間等、審査の重要ポイントを決定できる。

スタート点となる下院法務委員会の弾劾動議書は”2週間で仕上げたい”とアダム シフ委員長は語っている。

バイロン
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勇気ある桜:日本のラグビー世界に震撼 [国際]

BBCがよほど驚いたか、日本のラグビーチームが世界第二位のアイルランドに勝利したことをトップニュースとして報じている。

アイルランドの手抜きでも、油断でも無い。彼らは決死に戦った。それを見事に封じ込めた完全な日本の勝利だとこちらが恐縮し赤面するほどの賛辞が並ぶ。

日本チームを勇気ある桜(Brave Blossoms)と呼んでくれて居るが、英語は美しいく、器用な言語なり。

BBCは賛辞を惜しまない。

今後6週間日本チームに何が起こる下予断は出来ぬ。

しかし本日で日本はラグビーの世界に長く残る遺産を作ったと褒め称えている。

横並びで出る釘を叩き、暗い虐め文化の代表格の日本に、これは真逆の明るい褒める文明が舞い降りたか。

ラグビーと若い日本の将来に万歳。

バイロン
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米国ウクライナ特使急遽辞任 [米国トランプ弾劾]

数分前に本欄に記述した米国下院議会のトランプ弾劾調査の第一弾。

議会は国務省職員のウクライナ新政府との接触に関係した人物の証言を求める。

トランプの対新ウクライナ政府外交に反対して更迭された駐ウクライナ米国大使の交代としてヴォルカー氏が特使として代役を務めてきた。

特使はトランプの私設顧問弁護士ジュリアーニと密接なコンタクトを保ってきている。

トランプー新ウクライナ大統領ゼレンスキー電話交信録、また”密告者通報内容”が公開されヴォルカー特使は、トランプーゼレンスキー、ジュリアーニ間を繋ぐ秘密工作に深く従事していたことが判明。

議会は、更迭された前大使を含め特使にも証言を求めた。

ところがCNNの緊急ニュースでヴォルカー特使が突然辞任である。

議会要求の証言が実現しないかも知れない。

沈む船から逃げ出す、ネズミか.はたまたトカゲの尻尾切りか。

バイロン
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トランプと議会:国務省に証拠提出要求 [米国トランプ弾劾]

米国下院議会の3委員会は会長連名で国務省に対し下記を要求。

要求は下院民主党のトランプ弾劾調査の具合的行動の第一歩。

・ウクライナの新政府成立前後(本年当初)、国務省が手配したトランプ(周辺)と新政府間の接触の実態。(トランプ私設顧問弁護士ジュリアーニがトランプの意を受けて、密かに新政府を脅し、トランプの政敵バイデン追い落としの情報活動を求めた容疑。国務省がらみの動きである容疑あり。ホワイトハウスが公開したトランプとウクライナ新大統領間の電話交信記録で疑惑が生じている。)国務長官ポンペオに対し、関連情報を文書で10月4日迄に提出要求。

・国務省職員6名の証言。トランプが、新政府に圧力をかけ始めた時の米国大使は圧力外交に反対。
彼女は更迭されている。彼女を始め、交代にトランプ特使として送り込まれた人物他の証言。証言はヴィデオ収録でも良く、2週間以内に実行する。

いよいよ米国政治史に4度目の大統領弾劾行動が始まった。(1800年代の収賄のジョンソン、ウヲーターゲイトのニクソン、セックススキャンダルのクリントンに継ぐ4回目)

バイロン
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エルドガンの冷や水:イラン攻撃に反対 [中東]

ニューヨークを訪問中のトルコ、エルドガン大統領は下記を語った。

・米国、サウジ、それに欧州の数国が、今月のサウジの石油施設のドローン攻撃がイランによると断
 じているがその確証が無い。イランは関与を否定している。

・イェーメンの反政府軍が、犯行宣言を発しており、彼らにドローン攻撃の能力はある。
 
・隣国として対イランの制裁が如何に経済的苦悩を国民に与えるかを知っている。
 制裁は何も解決しない。
 イランは、制裁は”経済的テロリズム”だと非難し、制裁がある間は交渉に応じず、武力攻撃にも断固
 対応すると態度を硬化させている。
  

バイロン
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エジプト民主化運動激化 [アフリカ]

先週から燻っていた火種に火がついてエジプト各地で起こった反政府デモ。

既に、2000名が逮捕、拘束されている。

アルジャジーラが伝える政府の動き:
・今週。著名学者、ジャーナリストの逮捕、拘禁が始まった。
 その例ーカイロ大学政治学教授、ナファー氏。
 彼は火曜日、シシ軍政は腐食する、早期に交代すべき、とツイートし翌日逮捕された。

・昨年の大統領選挙にシシ将軍に対抗して立候補し、逮捕されたアナン氏のスポークスマン 
 ホスニー氏も拘束された。

・その他、政治団体、グループの責任者、政府批判者と見られる多くが身柄を拘束された。

他方、海外に逃亡して、シシ大統領の汚職を暴いているモハメッド アリは大統領、夫人、息子の豪奢な生活振りをネットに流し続けている。彼は一時シシのお抱え建築士として不正蓄財を行ったと自白し
いまや、シシ一族の汚職暴露に回っている。

今週末のエジプト。

ソーシャルメデイは花盛り。

街頭へ、シシ退陣せよ、のかけ声が響く。

バイロン

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