中国へロシアの天然ガス売込み：PoSパイプライン

欧州の天然ガス需要。そろそろ満杯の状況で、おまけに唯一の主要供給国、ロシアに対する欧米諸国のジェオポリテイックス上の反目もある。

ロシアのガス生産、輸出公社のガズプロム、欧州市場の将来はは暗いと見て、東シベリアに眠る膨大なガス埋蔵量を世界最大の需要国、中国へ売り込みに焦点を合わせている。

プーテイン大統領も強力に後押しする。

昨年１２月に東シベリアから中国へ懸案のガスパイプライン”Power of Siberia (PoS) ”が開通した。

年間３８０億リューベ(立法メートル）の輸送能力がある。

ガズプロムの計画では本年度、５０億リューベ、来年度１００億、再来年１５０億、そして２０２５年に、パイプライン能力一杯までの中国への輸出を目論んでいる。

しかし事態は急に変化している。コロナ騒動で中國の天然ガス需要が急にしぼみだした。

折角、開通したばかりのP0Sパイプラインは”修理の為”操業を停止している。

バイロン

アメリカ連邦議会とコロナ

今週再開予定の米国連邦議会。
民主党優勢の下院は議員、および議会従業員の健康管理が不完全と開催を延期。
共和党が優勢の上院は議員代表マッコーネルが開会を宣言したが、議会付きの医師団から、コロナ風邪検査装置が不足で、１００名の議員の内、既にコロナ風邪症状を示すものは、検査できるが、すべて１００名の検査は不可能と表明。４９名の議員が６５歳以上で危険度は高いと表明。
開会は宙に舞っている。
トランプは、政府要職の補填人事につき上院の承認行為を取り付けようと、早期開会を求めている。

バイロン