トランプ レムデシビル買い占め

アメリカ健康省はコロナ風邪薬品、レムデシビルの製造企業ギリアード社から50万服の独占買い付けに成功したと公表。

この買い付け量はギリアード社の今月の製造の100％、8月、9月の90％に当たり、トランプ大統領の英断に依ると発表。

英国オックスフォード大学、ホービー教授は不快感を表し、ギリアード社はアメリカの私企業で､米国政府の政治的圧力に屈すると予測できた、とし、今後の問題として、次々にでるコロナ対症薬価を如何に決めるべきか(法外な利益をゆるさないか）､世界的に､コロナ薬の公平な分配が問題だと指摘。

バイロン

民主党環境政策

11月の大統領､議会選挙に向けて民主党環境部会は新しい環境政策目標を発表した。
主要点；
・2040年までにアメリカの発電は温暖化ガスのゼロ排出を達成する。
・2035年までに､米国内製造の自動車は全て電気自動車とする。
・2030年までにガスの空中放散焼却を禁止する。
ペローシ下院議長は､新目標は､国際的な環境保護の動きに同調し、同時に､”クリーン　エネルギー　経済”の導入で数百万人の雇用を創出すると強調した。

トランプは､石油ガス業界の保護に重点を置き､各種の環境規制を排除している。

実現性評価はこれからだが民主党の目標はトランプと真逆の方向。

バイロン

現代の茶番劇:マスクかトランプか

俄には信じられない。アメリカで展開中のマスク議論。

昨日の上院議会、コロナ風邪対策に関する公聴会。
議長は開会宣言の中で､マスクが政治問題化していると指摘。
トランプ支持者はマスクを着けない､トランプ不支持者はマスクを着ける､と指摘。

コロナ対策のまとめを任されているペンス副大統領は、記者会見で､何故トランプにマスク着用を要請しないのか、との問いに､大統領はマスクをしている、と発言。
記者団から､”嘘つけ”の大合唱。

大統領はぶら下がりの記者会見で､君たちにマスクを着けて居るところを見せて､喜ばせるわけに行かない､と反応。

ホワイトハウス報道官、マケナリー女史は昨日の記者会見で大統領の見解は”マスク着用、付着用の判断は個人の判断であり、大統領は個人的に着用しない”と発言。

バイロン

大統領日報：President's Daily Briefing (PDB)

アフガン戦争でロシアは米英中心の武力介入に長く反対の立場をとってきた。
昨年初めより、ロシア防諜部が密かにタリバンに報奨金を与えていた疑いがある。
米英兵の殺害に報奨金を出していた疑い。

米国大統領には毎日、各行政分野からその日の最重要案件が短く要約されて報告される。
大統領日報ｰPresident's Daily Briefing (PDB) ー呼ばれる重要文書である。

メデイアのスクープで､トランプは昨年、今年2月に二回、同日報で､ロシアの動きを報告されている。トランプはロシアが米国兵の殺害に報奨金を出している､事を知っていたはずだ。
しかるにトランプはロシアに対し一切の抗議行動を採っていない。自国兵士がカネで殺されながら､何の抵抗策も講じていない、とのスクープだった。

トランプは､ロシアの報奨金については”報告を受けていない”と強弁している。
”知らなかった”と強弁している。

トランプは日報を始めおよそ文書を読まないとの悪評がたっている。
生理的欠陥の拒読症かと疑われる。
ホワイト　ハウス内部からは最近、トランプに日報を読ませるため､絵入りのPDRにした､と漏れてくる。

それにしてもPDRを完全無視とは信じられない｡
読まなくとも斯様な重大情報を大統領が知らぬはずが無い。

議会も超党派で動きだした。

PDR関係者を召喚し証言させる。

大統領は”知っていた”のか。

バイロン