香港人の英国移住権

英国は中国の香港安保法の実施に抵抗して１９９７年の返還時に英国海外パスポート所有者約４０万人と更に２６０万人の”香港人”に５年間の英国居住権、労働権を与え、さらにその後、１年目に市民権取得の申請権を与えると発表した。

問題点；
・ジョンソン首相は、中国の保安法からの逃避者を、上記のように３００万人と踏んでいるが、
　議会の質疑で”上限はつけない”と発言している。制限のない移住は実行不可能。
・また、移住資格者は、返還の１９９７年前に誕生したものと枠をかけているが、これでは家族が
　ばらばらになる。早くも制限を廃止するよう議会で論議がある。
・一挙に３００万人が入国の場合、住居、職場の手当の目処がついていない。
　当面の生活費の保証がない。
・ジョンソンは移住者の国民健康保険での医療費のカヴァーを認めていない。
　移住者の健康管理はどうするのか。
・すでに香港政庁は北京の意を受けてデモ参加者を逮捕している。
　英国移住希望者が無事に香港を出国できる保証が無い。

バイロン

パキスタン パイロット偽免許

５月２２日、カラチで墜落し、９８名の死者を出したパキスタン国営航空会社、パキスタン国際航空（Pakistan International Airlines ー”PIA”) のA320機。

調査でパイロット　エラーが原因とされたが、恐ろしい事に、同機のパイロットの免許証が偽造と判明。

先週、パキスタン航空局は現在実働中のパキスタン人パイロット８６０名のうち、２６２名のパイロットが不正試験（パイロット試験に代理人が受験）その他の違法行動でパイロット免許証を取得している疑いがあると公表。

EU航空安全機構は本日より、PIAのEU乗り入れ、パキスタン人パイロットの操縦を禁止した。

バイロン

西岸接収延期か

昨日７月１日に実行が危ぶまれたイスラエイルの西岸地区接収は、延期された模様。

国連、EU　アラブ連合その他多くの国が反対するトランプの”中東和平案”。
接収が重要な部分。

昨日、イスラエル　ナタにエフ首相は、”接収に関してアメリカ政府と数日間、打ち合わせる要がある”と予定の接収実行に着手しなかった。

来年１１月よりナタニエフに交代し首相につくガンツ氏は”コロナ風邪が落ち着くまで接収は延期される”と語った。

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