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深化するEU統合とポスト トランプ [国際]

FT紙コラムニスト ラクマン氏の予測。

最終先月のEU理事会で、コロナ対策のEU ファンド創設に、初めて全メンバーの共同分担原則が合意された。
今後,EU全メンバー国が共同した担保行為が原則化された。

国際金融市場にとり初めての朗報である。

個別国の担保でなく全メンバーの共同保証で”幾らでも”市場から借り入れが可能となる。

トランプの奇行、イギリスの離反も問題ではない。

市場からの資金確保が可能で.EU自体の防衛体制の構築さえ資金的に可能となる。

それにトランプの政治生命は3か月で消える。

後任のバイデン政府は、EUを敵視などしない。
EU―アメリカの武力協力は当然の様に回復し、安定する。

トランプの単一覇権主義を排除し、二極の相互依存体制が復活する。

イギリスの離脱で、逆に結束が強化されるEUは共同募金原則が出来て、次の段階は共同負債の償還原資として,EU共通の税制の確立に向かおう。

ユーロに対する国際信認が高まり、域外からのEU投資が増加してユーロ価値は上昇しよう。

バイロン
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ファーガル支持デモ;ハバロフスクの反乱 [ロシア]

先週末も反プーテインのデモが収まらない。

極東のハバロフスク。

先週末も人口50万の都市にまたもや数万人の前知事ファーガル支持の大衆デモ。

これで3週間続いて、参加者は増え続けている。

モスクワの国家保安局(FSB)は先月9日、ファーガルを逮捕、モスクワに移送した。

プーテイン大統領は”国民の信用喪失"を事由としてファーガル知事を解任。

後任としてモスクワ議会議員デジヤレフを代理知事に任命。

逮捕事由は15年前にファーガルが商売相手を殺害した容疑。

ファーガルはプーテインの連合ロシア党に対抗する第二党の出身、とかくプーテインに歯向かう姿勢を見せて来た。

バイロン
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モーガンスタンレー銀行を排除;フランス政府 [経済]

フランス政府はモーガンスタンレー銀行からフランス国債取扱業者資格を剥奪した。

2015年の国債発行時に、主取り扱い業者として、国債価格を操作し、異常な自社売買で巨額の利益を得た証拠が固まり。昨年末に2200万ドルの罰金を課していた。

これに対し、銀行は不当判定だとし不服申し立て中。

フランス政府は昨日、今月から3か月、同銀行のフランス国債業者資格を停止した。

バイロン
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レバノンの悲劇:ベイルート港の爆発 [中東]

現地昨夜6時過ぎ、レバノン ベイルートの港湾が爆破された。

マグニチュード3の地震に匹敵する巨大爆発。

死者、負傷者の数は知れないが数百人が死亡している模様。

ベイルートの王宮、首相官邸にも被害。

政治デモ、経済崩壊、コロナ被害、とご難続きで国家崩壊の瀬戸際にあるレバノン。

今度は、食糧、燃料の唯一の海外からの搬入口である港湾設備が破壊された。

犯行声明は何処からも出されていない。

ドイツ メルケル首相は即時救助隊を派遣すると表明。

バイロン
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