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プーテインと習近平 [プーテインの戦争]

カザフスタン サマルカンドの上海協力機構会談。出席のロシア プーテイン大統領と中国習近平主席の会談が行われた。記者会見、その他からの情報で、主要結果は;

・現在ロシアのウクライナ侵略戦争は、ロシア軍に通常武器の不足が顕現化し、ロシア政府は、イラン、さらには北朝鮮から緊急の武器買い付けに走る。今回の両者会談で、中国からのロシアへの武器供与が目玉だった。しかし、両者とも武器支援については言明をさけた。

・今回も,習はロシアのウクライナ侵攻を名指すことは無く、従い、従来どうり、侵攻を正式に承認する行為に出なかった。これは、カザフスタンを始め機構の参加中央アジア4か国のメンバー国に、”プーテインのウクライナ戦争”に反対の民意が見え、かつ今回会議に参加のインド、パキスタン、イランも、似たような国内事情を抱えており、習はそれに配慮した様子。

・ロシアは欧米の制裁で、原油、ガスの販路を失いつつあり、中国が一転して多量のエネルギーをロシアから買い付けて支援に入っている、しかし、従来の国際価格より3割を超える大幅な安値でしか引き取らない。今回、取引の詳細についての発表は無かった。


バイロン

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