ドイツの中国経済侵略に反省

ドイツ　ローデイアム　グループの今月の調査結果。今年１月から８月までの全欧州の中国への直接投資総額の三分の一が、わずか４社のドイツ企業により行われた。自動車メイカーのフォルクスワーゲン、BMW,メルセデス、それに化学会社のＢＡＳＦ社である。また欧州最大の港湾ハンブルグ港の管理企業に中国が株を取得して参加しようとしている。

ドイツ　シュルツ内閣は、共産党独裁政体の中国に、ただ経済利益を狙って進出してきたこれまでの政策を”あまりに、幼稚で、単純”だったと反省の声を上げた。中国への投資企業に、これまで政府保証を供与し積極的支援を行ってきたが政府保証を停止する。また、ドイツ港湾事業への中国の進出は国益の視点から防止する。かくて欧米の対中姿勢に同調する。

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英ポンド安 史上最低に

今朝、アジア市場で英国ポンドが投げ売りに会い、１９７１年のポンド１０進法導入以来、対米ドルポンド価値は、史上最低の１．０３ドルを記録した。新政府の減税案を裏打ちする財源不足が明らか。補填の為の政府借入の急増を懸念したポンド売りは止まらない。物価押上げの圧力が増している。個人所得税の減税効果は相殺される。

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アミ二のスカーフ

イランの、”アミ二　　スカーフ”市民デモは全国に広がった。世界各国の都市でも、週末はアミ二支持のデモが起こった。ライシ大統領は、”暴動”制圧に警察、軍部に実弾使用を指示した。週末、土曜日は、首都テヘランを始め全国の３１州でデモが拡大。また、外国通信社も閉鎖され記者が逮捕されている。デモ隊は火炎瓶で武装、西部国境のオシュナビでは群衆が一時警察署を占拠。

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初の女性首相 イタリアの総選挙

昨日のイタリアの総選挙、4年前にはたった４％の得票だった新党、イタリアの兄弟党（Brothers of Italy ）党首、４５歳のメローニ女史が２５％の飛躍的得票で第一位。ムソリーニのファシスト党の後継者を任じる極右政治家。”神、国家、家族”をモットーに飛躍的躍進。極右政党、リーグ、フォッサ　イタリアと連立し、上下院とも圧倒的勢力。１８か月前の、実務家ドラギ内閣は霧消。今回上下院とも、議席を三分の一削減の投票。投票率は６３％の低率。イタリア政治史に初の女性首相の誕生となる。

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