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アイルランド最年少首相 37歳のハリス氏 [欧州]

アイルランド。統一アイルランド党の党首ヴァラドカー氏が突然、党首、首相の座を辞任して、後任に、37歳のサイモン ハリス氏が選ばれてアイルランド最年少首相の記録となった。タクシー運転手の息子に産まれ苦学してダブリン大学でジャーナリズムとフランス語を学ぶが、中途退学し政治の場に。若者のチャンピオンと自認し、”テイックトック”を多用する。今週、就任最初の演説で、厳しくイスラエルを非難。限度をはるかに超えたハマスへの攻撃を弾劾。若者の期待を一身に受ける首相だが、国のインフレは留まるところを知らず。特に、住居費が高騰して若年層の住居問題が深刻。移民に対する財政負担の膨張も深刻化。厳しい船出となった。


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オルバンに終に政敵出現 [欧州]

人口、970万人の小国、ハンガリー。過去14年間、オルバン首相の安定政権が続いた。”選挙独裁者”、”災害独裁者”の異名を得ている徹底した国民保護主義者。事故、災害現場に、だれよりも早く駆けつけて、首相権限を100%発揮して泥だらけになり現場指揮を執り、他の政策課題には一切目もくれず、被災者対策に全力を傾注する姿勢。これには、国民が、無条件の信頼をを与えて過去14年間自身の選挙に全勝、彼の政党、周辺のあらゆる選挙に圧倒的な勝利をおさめてきた。いわば、彼の外交、内政は、なんでもよし、彼の人柄で押し切ってきた安定政権。だが、終に、ほころびが見える。昨日、ブダペストに10万人の反オルバンの大規模デモ発生。主導者は弁護士で政府職員、元法務相、ヴァルガ女史の夫。ピーター マジャール氏。

長期政権で、政府内に汚職の積み上がり、メンバーながらオルバンは、EU政策にことごとく、異議を唱えEUとの関係は危険水域、また、ロシアのプーテインに寄り添う姿勢、等、”現代ハンガリー”に危険人物と非難。”主権を国民に取り戻そう”、”新しいハンガリーを生み出そう”、”ハンガリーよ、立ち上がれ”の声が沸き上がる。マジャール氏は6月の総選挙に向けて、野党を糾合し、新党を創設すると宣言。オルバン独裁に立ち向かう、と宣言。


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アイルランドの騒乱 最年少首相出現 [欧州]

いずこも同じ秋の夕暮れ。アイルランドも移民排斥の右翼ポピュリズムが台頭。北アイルランドを巡る政治の綱引き。今回、与党、フィナ ゲール党(統一アイルランド党)の党首が交代。弱冠37歳のサイモン ハリスが後を継ぎ、来月の議会承認によりアイルランド最年少の首相が誕生する。意思を新興メデイアを通じ、常時国民に伝えてきた”TIC TOK首相”の誕生。アイルランド国粋主義を唱える若者の登場である。


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ボスニア ヘルツェゴヴィナ EU参加協議開始 [欧州]

EU理事会、委員会はボスニア ヘルツエゴヴィナのEU参加交渉を正式に開始する決定。EUのバルカン諸国への基本姿勢として2003年のテッサロニキ宣言で”多くの西バルカン諸国に参加を求める”としている。爾来、アルバニア、ジョルジア、コソボ、モルドバ、モンテネグロ、北マケドニア、セルビア、トルコ、ウクライナも参加要請を行っている。だがEU側の受け入り審理は遅々として進まなかった。資格審理は・民主主義国家であること・国家経営組織が民主的であること、・法の支配が行われていること、・基本的人権の保障、・行政組織の改良を物差しとして審理する。プーテインが引き起こしたウクライナ戦争で、バルカン諸国に衝撃波が走る。EU参加審理の速度化を求める声が沸き上がる。今回、ボスニア ヘルツェゴビナが優先的に正式交渉の対象として選ばれた。


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農業トラクター シャンジェリゼ占拠 [欧州]

フランス農業組合は、政府の補助を求めて争議中。昨日は、農業トラクターの隊列を、パリの中心、シャンゼリゼ通りに送り込み、凱旋門周辺の主要道路も含め、交通妨害の抗議。一時、パリは交通マヒ状態に追い込まれた。政府は、強硬手段に出て、トラクターの排除、抗議中の農夫の逮捕に踏み切った。66名の農夫が逮捕された。


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ドレスデン大空襲 [欧州]

1945年2月13日、米英軍はドイツのドレスデンに集中爆撃。死者25,000人の悲劇となった。ドレスデンでは、毎年、この日を”平和の日”として市民が祈りをささげる。昨日は、数千人が手をつなぎ、人の輪を作った。日本の東京大空襲は記憶から消えつつある。


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北アイルランドに燭光 連立政府成立 [欧州]

北アイルランド。2年前の総選挙で初めてアイルランドとの合併を望む”共和派”シンフェイン党が勝利。100年前に創出された北アイルランドは、英国人、英国との合併を願う”合併派”により運営されていて代表が民主合併党(DUP)だった。

共和派のIRA(アイリッシュ共和軍)は長く、”占領軍”英国に武力闘争を仕掛け、ようやく、1998年に和解がなった。両派は、対等に北アイルランド政府を運営すると合意し、武力闘争を放棄した。1998年の”グッド フライデイ合意”である。しかるに、2年間の選挙までは、依然と親英の”合併派”DUPが多数を占めていた。2年前に、選挙で事態が急転し、”合併派”は合意に反して、両派合体の政府に参加を拒否。

その間、英国のEU離脱もあり、北アイルランド問題は一層、複雑化していた。

先週、関係国、諸機関の交渉で和解がなった。シンフェイン党副党首

、ミッシェル オニールが首相に就任、DUPのエマ リットル ペンジェリーを副首相に任命。対等政府が動き出す。


北アイルランドの運命―アイルランドへ復帰-を含めて問題は山積。



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パリ封鎖解除か トラクターの勝利 [欧州]

物価高、生活苦を訴えて、全国から農耕トラクターの編隊をパリに向かい出動させていたフランス農業組合連合。パリへの主要道路は大型トラクターに占拠されてほぼ完全に交通不能。ベルギー、ドイツ等の隣国農民からの応援も拡大して騒ぎは全欧州の問題となりつつあった。フランスの新首相、34歳のアトールは、急遽、譲歩宣言。

下記を確約。;

・農民へ直接現金補助

・役所窓口対応:諸手続きの簡素化

・海外からの安価な農産物の輸入制限

これを受けて、組合は、トラクターの引き上げを決定。アトール宣言は具体化が必要だが組合側にもスト疲れが見え、一応の収拾となった様子。


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34歳の首相と農民スト パリの頭痛 [欧州]

もうオリンピックが6か月の真近に迫ったパリ。全国の農民がトラクターの隊列をパリ封鎖に向かわせる。インフレ、厳しすぎる行政組織、海外農産物の流入による農産物価格の下落、あれやこれやで苦情は募る。既に、パリへの一部主要道路は渋滞で事実上封鎖が完了している。これに立ち向かうのは、新任の首相アトール。弱冠34歳の、ゲイを公言するフランス政治史上、ともに異例の首相。昨日、彼は、緊急措置として15、000人の警察官のパリへの移動勤務を命じ、トラクター隊列、パリ封鎖妨害を排除すると宣言。同時に、本日、具体的な農民救済策を発表する。周辺国の農民も注視し、ベルギーでは、フランスの仲間を支援すると若い農民グループがブラッセルーパリの高速道路にトラクターを乗り入れ交通妨害を始めている。


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ドイツ鉄道ストライキ [欧州]

昨年からくすぶっているドイツの鉄道従業員組合と、ドイツ国鉄の紛争。組合は、インフレ対策として給与の嵩上げ、週38時間勤務の給与カットなしの3時間短縮、を要求。交渉は遅々として進まず。昨日組合は、史上初めて6日間の長期ストライキに突入。利用者ばかりか、貨物輸送も停止。国鉄からの最終回答は、1時間の勤務短縮。給与手直しは、2.7%アップ。ともに、組合は拒否。昨日、既に、車の利用が爆発的に増えて、道路渋滞は大変らしい。全国的なストライキで、国家経済への影響も深刻。また、欧州の鉄道交通網でドイツは重要なハブの役割を演じている。欧州経済への影響も懸念される。


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