悪化するアメリカ労働市場にも拘らず先週金曜日、ウオール ストリートの株式市場は一挙に反転、強気気配で終えた。

ダウは1.91%の大幅値上げ、S&P500は1・69%、ナスダックは1.58%と足並みをそろえた上昇。

3月以降、アメリカ政府はコロナ対策として巨額の臨時財政資金の手配を行って、その効果が期待できること、米中の貿易摩擦に燭光が見えること、アメリカの失業者の多くが臨時雇用者であり、コアの部分は侵されていないこと、コロナ抵抗医療が近く発見される期待感、等で”2021年への架け橋”が構築されつつあるとの観測。

金曜日には、原油価格も大きく反転。

ブレント原油は5.1%の上昇で30ドルを超えた.WTIも5%の上昇で25ドルに手が届きそう。

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