ドイツ ローデイアム グループの今月の調査結果。今年1月から8月までの全欧州の中国への直接投資総額の三分の一が、わずか4社のドイツ企業により行われた。自動車メイカーのフォルクスワーゲン、BMW,メルセデス、それに化学会社のBASF社である。また欧州最大の港湾ハンブルグ港の管理企業に中国が株を取得して参加しようとしている。

ドイツ シュルツ内閣は、共産党独裁政体の中国に、ただ経済利益を狙って進出してきたこれまでの政策を”あまりに、幼稚で、単純”だったと反省の声を上げた。中国への投資企業に、これまで政府保証を供与し積極的支援を行ってきたが政府保証を停止する。また、ドイツ港湾事業への中国の進出は国益の視点から防止する。かくて欧米の対中姿勢に同調する。


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