今月初日からドイツは、ケルンに新しい役所、銃登録局を発足させた。

これまで、各州に委託されていた銃器の登録を、新役所に集約する。

同時に、これまでの紙による登録を、すべてコンピューター処理に切り替える。

重要な点は、銃器の製造元からの情報を網羅する試みで、製造後、銃の所有者の移転を全て、デジタル記録し追跡する。

これまで銃の登録業務に従事していた役人は、解雇せず、銃器の保管状況のチェック、犯罪捜査への配置転換を行う。

現在、ドイツには、狩猟、スポーツ用に、約、550万丁の銃器が”合法的に”存在し、150万人が登録している。

問題は、”非合法に”所有されている銃器。

一説に、1000万丁が暗黒界に隠されている。この対策は、これから。

少なくとも銃器規制に、現代的手法が取り入れられた。一歩前進。

バイロン