昨日、ロシア南部、北コーカサス地方のボルゴグラード市、ナチと死闘を繰り返した、スターリングラードである。

人口は今100万人。

中央駅は、モスクワ往復客で賑わい、あるいは保養地で直ぐ開会のオリンピック会場ソチへの連結駅で乗降客が多い。

昨日の昼過ぎ、駅構内の爆弾自殺テロで、18名が死亡、40名が傷を負った。

オリンピック会場のソチには、700キロほど離れてはいるが汽車でのアプローチにはこの駅が多く利用される。

犯行声明は出ていないが北コーカサスにはダゲスタン、チェチェンのようにイスラム教徒が多く住む地区が多い。

チェチェンのイスラム団体は、18世紀にイスラム教徒の住居地だった聖なるソチから、モスクワ政府に強制追放された報復として、ソチオリンピックを妨害すると声明を発している。

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