もう誰にも分からない。

本日がリスボン協定50条に定めの英国がEUから正式に離脱、独立するその日である。

メイ首相は過去二回彼女がネゴったEUとの離脱協定案を議会で否決されている。

メイはのるかそるかのギャンブルに出そうだ。

国会(下院)議長は、同じ内容の離脱協定案を、またもや議会にかけることを時間の無駄と拒否している。

そこで、前二回の提案時に、協定と抱き合わせだった将来の英国とEUの友好関係を誓う”政治宣言”を切り離し、”裸の”協定案そのもを議決にかける。

議会内に、余り”論議ばかりに夢中”で、行方を見失っているとの反省が強まった。

この際、取りあえずメイ首相案を受け入れて、その後の、EUとの交渉段階と切り離し、前に進もうとの気運が見える。

メイは、”三度目の正直”で、本日議会議決を求めるかも知れない。

若し拒否されると、”崖から落ちる”-無協定のママの断絶的離脱に繋がりそうだ。

バイロン