SSブログ

英国炭素コスト不明:発電業者の悲鳴 [連載ー英国EU離脱交渉]

本年初日よりEUと英国は離別。

以後、両者の各分野における新関係に関する合意が図られているが、問題は山積。

離別で英国は電力会社が排出する温室化ガス(CO2)の価格が未だ決まらない。

EUでは排出の炭素量(排出量)価格につき、市場が作動している。

英国は、離別でEUとは別の自国の市場を作るとしているが(EU規則より厳格にすると声明)未だたたき台の提案も無い。

政府は、第二四半期中に具体的企画を発表するとするが、既に英国では炭素排出取引は作動していない。英国の電気会社は、一切の負担無く、ただでCO2ガスを空中放散している。


一方EUの炭素排出権市場では環境規制の厳密化でトン当たりの排出炭素価格が史上最高値を辿っている。

英国電力企業連盟は、将来の炭素排出権の英国内価格動向が見えないので、将来のコスト増負担が分からず、このままの発電作業は困難だとして、第二四半期にまで待てず至急政府の新市場構想を明確化するよう要求を行った。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。