英国のEU離脱を3か月後に控え、為替市場も最終コーナーに差し掛かり一方的な英国ポンド売りの状況となっている。

7月の対米ドル相場は、4%の暴落、対ユーロにも3%近くの下落、対円相場も滑り落ちている。

これまでは新首相の対EU姿勢を見極めたいとし、判然とした兆候を示さなかった市場が、ここに来て10月31日の協定無き離脱(ハード離脱)の可能性が高いと見切ったか、英ポンド安の方向が定着した様子。

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