英国がEUから正式離脱して一週間。

双方の新しい通商関係を定める交渉が始まる。

昨日、ブラッセルにおいて、EUの交渉担当バルニエ氏は交渉の基本として円滑な関係は双方が”同じ通商規則”に服する必要があり、その関係は、神聖な契約関係に昇華されるべきだと明確にした。

この原則が”平らな通商環境(level playing field)”の基礎だと言明。

これに対し、ロンドンで英国ジョンソン首相は、EUの規則には縛られぬと即時、反論。

英国法、英国規則は、例えば、”環境規則”、”製品安全規則”、”労働法規”等、多くの法規でEU規則より”優れており(better)”、EU規則、法規には縛られないと、反論。

詳細交渉開始のスタートラインから歩調が合わない。

バイロン