パレステイナの運動選手は1996年アトランタのオリンピックに参加が認められて以降、すべての夏季オリンピックに参加している。エルサレエムのパレステイナ オリンピック協会の技術担当理事ジャユ―氏はフランス24とのインタビューで下記を語った。
・東京オリンピックには最高の5名の選手を送ることができた。
その後、我々の目標は”東京を上回れ”だった。
・ガザの騒乱でパレステイナは170名の選手、コーチ、クラブ関係
者を失った。オリンピック サッカー監督、アル マスダー、ヴァ
レーボールのスター選手、クサヤがガザの爆撃で命を失った。
・仮に今日、停戦が成ったとしてもガザ住民の70%が”ホームレス”
で、スポーツどころの話では無いのが実情である。
・それにも関わらず先月イスマイルがテコンドーでオリンピック出場
権を得た。偉大な国家的偉業でこれで今年もパレステイナは国家と
してパリの大会に参加できる。
・戦火で国内でのトレイニングは困難となったが、サウジ、カター
ル、クェイト等アラブ諸国から援助、支援を受けて、これら
の国でトレイニングを続けている。
その他、タイもトレイニーを受け入れてくれている。
パリ大会開会までまだ日がある。出場資格者が増えることを確信し
ている。
バイロン