英国議会は解散総選挙に焦点が移った。

一定期間議員資格を保証する法により、議会解散は議会三分の二の賛成が要る。

亦、解散後選挙日までに、有権者に判断の時間を保証するためするため、土日、休日を除いて25日以上の時間帯を設けないといけない。

EUから与えられた3ヶ月の離脱猶予時間も直ぐ無くなってしまう。

ジョンソン首相は躍起になって早期解散総選挙を求め、野党労働党は世論調査での不人気で今選挙をすれば惨敗は必至と手練手管をくりだして、解散反対。

スコットランド、北アイルランド諸政党は連合王国からの分離問題も絡み総選挙には複雑な対応姿勢。

昨日、ジョンソン首相提議の12月10日”最早期”総選挙提案は、圧倒的多数で拒否された。

しばらく、議会の混迷(リンボ)は続く。三ヶ月続けば問答無用に、崖から落ちる”無協定離脱”か。

バイロン