米中貿易戦争が過熱している。アメリカの3,500に及ぶ企業が、トランプ指導の米中貿易戦争を違法だとして、米国通商代表ライトハイザー、税関国境警備局を相手取り、中国からの輸入品に課せられている”懲罰関税”は合法性を欠き、米企業に違法に関税負担を強要している、と一斉に米国国際貿易裁判所に訴えを起こした。

テスラ、フォード モーターズ、ヴォルヴォ アメリカ、ラルフ ローレン、シスコ、レノヴォ US,キャラウェイ ゴルフ、ターゲット、ホームデポ、等々、著名企業が名を連ねる。

トランプの”懲罰関税”は総額3、200億ドル相当分の中国輸入品に課せられ(2000億ドルにつき25%、1200億ドルにつき7.5%の関税率)その範囲は広い。

3,500社はそれぞれ関連の被害に関し独自の訴訟の形を採っている。

尚,WTOは今月15日、アメリカの中国からの輸入品に課している”懲罰関税”につき国際通商規則違反とした裁定を下している。

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