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サウジの一人踊り [歴史の閃き]

プーテインのウクライナ戦争で、世界の原油市場が激変した。

所謂、”サプライチェインの崩壊”である。

昨日、サウジ アラビアはオペック、オペックプラスのグループとは、独自に、7月から100BDの減産を行うと発表。

グループの販路が混乱し、インド、中国が”新サプライルート”で超安値で買い付ける。

国際実勢原油価格は、一本方向に落ち込んでいる。欧米の、インフレは落ち着きだした。一方、サウジの財政は、加熱を続け、一定の原油輸出収入が必要。世銀は、バレル80ドルを必要とするとみている。独自、単独の減産で、価格維持を図るが、他のオペックメンバーは、減産に反対だ。量が減ると、価格が上がっても、量×価格の総収入が減る可能性が高い。ロシアの態度は不鮮明で、一応、サウジの独自減産を認め、年末には、ロシアとその仲間も、減産に同調するかもしれないとする。


バイロン

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