フィリピーンの勇気

南シナ海、スカ―バラ海嘯における中国の”領海保護”の浮遊ブイ設置。

これに、反対し、敢然と実力行使して、警備艇を派遣し、船員を海中に遊泳させて、浮遊ブイを海底のアンカーに結び付けるロープを切断させたフィリピーン政府。

同海嘯が、フィリピーンの領海内にあると主張し、また海上に浮遊ブイの設置は、航海安全に背く違法行為だと、中国にかみついた。

中国政府は、中国の主権を犯す軍事行動だとし、報復を約す威嚇に出ている。

昨日、アメリカ国防省は、フィリピーン政府の行動を”勇気ある行動”と称賛し、アメリカ政府は、フィリピーンの行動を支持すると表明．フィリピーン政府は、また、中国が違法な浮遊ブイ等の設置に及べば、再び、実力で排除すると、表明した。

米国務省南東アジア担当リンゼイ氏は昨日議会の公聴会で、もし、中国がフィリピーンの沿岸警備船に攻撃を仕掛けたら、それは、米―フィリピーンの相互安全保障条約上、米軍の支援出動に値すると証言している。

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コソヴォに火の手

２００８年に、セルビアから独立を果たしたコソヴォ。独立をロシアと中国は認めていない。コソボの人口の９０％はアルバニア系だが、北部地方は、セルビア系が集団で居住する。双方に睨み合い、衝突が絶えない。先週、北部で、武装軍団３０名がコソボ警察と銃撃戦。双方に死傷者が出た。米国政府は、セルビア政府の裏面工作を非難し、コソヴォ国境付近のセルビヤ軍の退去を要求。国連は、ＫＦＯＲ（コソヴォ平和維持軍）の増員を決定。ＥＵも応分の対応を協議始めている。尚、英政府が紛争回避に積極的。

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米政府閉鎖か

今や年中行事ともなった、米国政府の財政運営に関する、連邦議会の”政治的“過剰容喙。まずは、来週からの新財政年度の政府支出限度に関する議会の承認問題が火を噴いている。今や、一種の政治ショーとなった与野党、議会の綱引き。下院でわずかながら多数を占める共和党、その一派に、特に、政府支出を削減しようと、ウクライナへの軍事、財政支援を断ち切らんと強硬に主張する自称”財政健全派”があり、下院議長、マッカシーが、全党意見のまとめを怠り、混乱を生じていると、彼らは、議長の不信任案提出に動く。過半数を占める上院の民主党は、ウクライナ支援に積極的。両院の、意見調整は、不可能に近い。調整合意なければ、政府支出行為は、停止する。とりあえずは来週、月曜の、議会の動きが見物。民主党は、調整の時間を取り、両党、両院の協議を10月１７日まで続けるよう提案中。

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スウェーデンのギャング闘争 軍の介入

昨年よりスウェーデンの治安が急激に悪化している。昨年は、６０名の銃による死亡者が出たが、今年はそれを上回る銃犯罪が生じている。首都ストックホルムを中心に、ギャング団が活動しグループの対立で、銃撃戦が頻発。市民が巻き添えになっている。スウェーデンは、自由な移民受け入れ政策で知られるが、流入移民の生活保護、同化政策に、苦労しておりギャング団の暴力活動の原因となっている。政府は、新しい”社会暴力”に対し、軍隊の法的介入、管理につき、討議に入った。通常の警察権限では、対処できぬが事態だと判断。平和国家、スウェーデンに思わぬ激震が走る。

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ロシア石油製品輸出禁止

ロシア政府は、今月２１日をしてロシアからの石油製品輸出を禁止している。国内の、灯油、軽油、重油の供給が減少し、ルーブル価値の下落もあり価格の上昇を招いており、国内需給がバランスするまで石油製品全体の輸出を禁止すると発表。尚。モスクワが主導する”ユーラシア　経済ユニオン”のメンバー国、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスタンは例外で、従来どうり、輸出を継続する。

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台湾 自国産の初の潜水艦完成

昨日、台湾　高尾市の造船所から、初の自国製の潜水艦が進水した。

”一角鯨（ナーファル）”と名付けられる初の台湾製潜水艦。新潜水艦の、形状、武装様態は明らかにされぬが台湾政府の悲願が実った。進水式には、米国、日本の関係者が列席した模様。

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オープンAI 情報ソースを現在まで拡大

インターネット情報をくまなく検索して、いかなるユーザー質問にも答えるチャットGDPの発明企業、オープンAI社はマイクロソフト社の支援を受けている。しかし、これまで、同社のニュース　ソースは２０２１年９月までにインターネットに流れる情報だった。さらに、新しいニューズ　ソースを現代のニュースの流れにまで拡大するには、資金が続かなかった。しかし、今回、オープンAI社は情報源を”現時点”まで拡大する決定。

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舵取リ明確なドイツ 電気自動車

ドイツ政府は、電気自動車の拡張の為、昨日、３億ユーロに及ぶ、財政資金の民間放出を行った。政府資金は一人当たり１０，２００ユーロを提供。市民は、資金で自宅にソーラーパネル、電気充電装置を２年間で設置する。助成金の受付は早朝から大人気で、午前中に全額配布が決定。約３３，０００のアプリカントが承認された。

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米国FTCアマゾンを独占禁止法で提訴

昨日アメリカ　ワシントン州連邦裁判所に、連邦取引委員会（FTC）は、アマゾン社を独占禁止法違反で提訴した。委員会会長、３４歳のリナ　カーン女史執念の訴追。同社の従来の独占禁止法では制御できぬインターネット使用の独占行為、新時代の独占様式に挑戦する。裁判所でのアマゾンの抵抗は極端に激化するのは必至。カーン女史は、アマゾンの分割を狙う。法廷闘争は数年、かかるとみられる。

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ブイの切断 スカ―バラ礁の戦い

昨日、フィリピーン沿岸警備隊はルソン島西方２００キロ海上のスカ―バラ礁に中国政府が、敷設の海上ブイを切断した。現場の切断作業は、ヴィデオにより喧伝された。フィリピーン政府はブイは国際法違反の海上危険物であり、フィリピーンの領海を犯す、国権への挑戦だと発表。中国政府は中国の領海を守護し、海上交通の安全を守るとし、フィリピンは挑発行為を中止しないと、報復に会うと警告。

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