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言葉の壁 ドイツのフィリピーン看護士 [国際]

ドイツ各地で起こっている現象。例えば、ボン大学病院は積極的にフィリピーンの人材を受け入れている。人手不足の看護士として教育する。おとなしい性格で、態度も純情。しかし、言葉の壁が問題。ユネスコの判定でドイツ語は世界の難語トップテン。ドイツ政府は、海外からの看護士目的の流入者にドイツ語の試験を施す。フィリピーンの看護師候補者は次々に落第し、絶望の内に帰国している。


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NATO事務総長の世界観 ”独裁者連合” [国際]

NATO結成から75年の節目の年。10年間、トップを務めるストルテンバーグ事務総長はBBCとのインタビューで下記見解を開陳した。

・今日の世界はかって無く”危険で、予測不能で暴力的”。

・歴史上はじめて”独裁者連合”が形成されている。

 ロシア、中国、イラン、北朝鮮が結束を固めている。

・中国はロシアの戦争経済を下支えしている。武器、必要部品を提供 

 しロシアは、将来を中国に託している。

 ロシアはイラン、北朝鮮に技術移転を行い、見返りに武器の供給を  

 得ている。

・NATOは”独裁者連合”に抵抗する為、メンバー以外の諸国との新し

 い協力を必要とし、日本、韓国との連携を検討する。

・NATOは7月までに5年間、1000億ユーロのウクライナ基金   

 の創設に合意する。

・ウクライナ戦争の終結は、ウクライナの決断が最終的な鍵。

トランプの”再選の危機”については、だれが大統領になろうとも、

 米国はNATOの重要なパートナーだと信じる。


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インド 世界の核クラブに参加 MIRVの完成 [国際]

一台の大陸間弾道ミサイルで、単発でなく複数の核弾頭を運び、標的に命中させる技術をインドが完成。multiple independently targetable reentry vehicle (MIRV)technology (複数独立標的攻撃方式)と呼称される技術は、米、英、ロシア、中国、フランスが所有。これでインドも世界の”核クラブ”のメンバーとなる。インド防衛省は週末、最終実験をベンガル湾のカリム島で成功裏に終了したと発表。モデイ首相は軍事RD科学者の功績を称えた。


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ポルトガル政変 右への旋回 [国際]

与党社会党政権、コスタ首相の首席補佐官が公共投資案件に関わる汚職事件に巻き込まれ、2年の期前総選挙になだれ込んだポルトガル。NATO創設時のメンバーで、米国に、トランプの復活の可能性ありと、NATO内で”トランプリスク”対応策を考慮中の欧州の現在。

週末の選挙結果、コスタ敗退。中央右派の民主同盟が勝利。政権交代となる。民主同盟党首モンテネグロ氏が組閣する。但し、同盟も議会過半数を取れず、超右派チェガ党、他との連立を図る。ポルトガルにも様変わりの右傾の兆候。”欧州NATO”強化の風が吹いた。


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宗教国家イランの総選挙 [国際]

8500万人のイラン国民。内、有権者6000万人が本日、総選挙。国民議会290議席、最高指導者を選出する88名からなる男子のみの神学者による専門家議会のメンバーを選出する。

投票日を前に現代行指導者、コメネイ導師は下記演説;

・イランの敵は、米国、ほとんどの欧州国家、悪徳シオニスト、資本家、巨大企業。

・米国とイスラエルは選挙にどれほどのイラン国民が参加するか、特に見守っている。国民よ、投票せよ。


イラン国民の投票率は2020年の選挙では42.57%の低率。

今回も、国営テレヴィ局の事前調査で関心は、50%を下回り、すっかり冷めきった様子。


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スウェーデン正式にNATO32番目のメンバーに [国際]

昨日、ハンガリー議会は圧倒的多数でスウェーデンのNATO参加を承認。これで、全31か国のNATOメンバーの承認に加えて、スウェーデンの32番目の正式参加が決定した。

関係者の声明から;

・ハンガリー オルバン首相、”これで、わが国とスウェーデンは共に相手を守り死ぬことに決定した。”

・スウェーデン クリスタ―ソン首相、”わが国は、200年守った中立性を捨てる。歴史的な決定である。”

・ストルテンバーグNATO事務総長、”これでNATOはより強く、より安全となった。”


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NATO事務総長人事 オランダのラット元首相有力 [国際]

NATOの現事務総長は元ノルウェー首相のストルテンバーグ氏。2014年から、勤めて今年10月に退任。次期総長人事の行方が徐々に明確になって来た。昨年、7月にオランダ首相の座を退いている57歳のラット氏が最有力候補となった。今週、米国バイデン大統領がラット支持を表明。続いて、英国、フランス、ドイツ政府も相次いで支持を表明。

これを受けてラット氏は”11月の米国大統領選挙で、トランプ氏の返り咲きについてNATO内部で対応に意見が分かれるが、予測は時間の無駄である。欧州独自の立地、特にウクライナの戦争努力に一本化して支持する姿勢を固めるべきだ、”と明快に表明。事務総長選任は31メンバーの全員一致の賛同が必要。(スウェーデンは手続きを経て32番目のメンバーとなる)。現状、ポーランド、ハンガリー、トルコはラット支持を表明無し。エストニア首相カラス氏、ラトビア外相カリンス氏が立候補宣言。


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F16戦闘機輸出とスウェーデンNATO参加 [国際]

今週、米国国務省はトルコにF16戦闘機を輸出する許可を議会に要請。同時に、ギリシャへF35戦闘機の輸出許可を要請。トルコのエルドガン大統領は、スウェーデンのNATO参加に同意する条件に、同戦闘機の入手を求めていた。隣国ギリシャはトルコにF16機が渡ると、自国防衛上、追加の戦闘機が必要としていた。トルコ議会は、今週、スウェーデンのNATO参加に合意の決議を行い、エルドガン大統領は昨日、決議を承認した。これで、ウクライナ戦争に端を発した北欧2国(フィンランド、スウェーデン)のNATO参加がほぼ決まった。あとは、問題児、ハンガリーのオルバン首相が、独り反対しているが本件については彼への米、欧州友邦国の圧力はもの凄く、彼は折れざるを得ないと観測される。


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マクロンの”戦時経済”宣言 [国際]

フランス、マクロン政府はインド、カタールに大型武器輸出を合意。

終に、ロシアを抜いて、米国に次いで世界第二の、武器輸出国となる。

マクロン大統領は、フランスは”戦時経済”に突入したと宣言。世界は一体何を意味するのかと、またもやジグザグ路線の見栄っ張り外交言辞と

真剣に対応していない風だ。だが、一方に”平和”を呪文の様に連発し他方で、殺戮道具をせっせと輸出する矛盾に、そろそろ厳しい目を向ける必要が必要かもしれない。


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スウェーデンの覚悟 NATO32番目の新メンバー [国際]

プーテインのウクライナ侵攻で、北欧のフィンランド、スウェーデンは中立政策を放棄し、NATO参加を求めた。フィンランドは、先んじて31番目の新メンバーとなったが、スウェーデン参加には、トルコ、ハンガリーが執拗に条件を繰り出して、参加の目途が付きにくかった。今回、首脳部間で合意が成って、7月のワシントンでのNATOサミットでスウェーデンの32番目の正式メンバー参加を決定する根回しが成った。国民の歓喜の中に、昨日、防衛大臣、ジョンセン、国民防衛大臣、ボーリンは国民に呼びかけNATO参加が国家安全保障を100%は保証せず、国民の、普段の”状況意識”が、肝要と強調。特に、米国大統領選挙次第で、NATOの結束に変化が生じる危険を指摘。


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