ブリンケンの外交行脚 中国からサウジへ

世界の注目を浴びた米国務長官ブリンケンの中国訪問。3日間の習近平主席他の首脳部との会談は、互いに相手のあらさがしで、はかばかしい成果はない。ブリンケンは中国から昨日直接サウジに入った。ガザの和平につき、サウジはアラブ、イスラム社会の代表として、イスラエルを国家として認めていない。パレステイナ国家の独立を求め、2022年のいわゆるアブラハム協定にも参加していない。協定はイスラエルと、バーレーン、UAE,モロッコが正式外交関係を結んだ歴史的展開である。サウジは、パレステイナ国家の独立を求め、米国の独立保証を求める。バイデンの米国は、イスラエル一辺倒の支援振りで、基本的にサウジとは相いれない。とはいえ、サウジとの関係は米国中東政策の基本。中国の次はサウジ。ブリンケンの調整仕事も骨が折れる。

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女性蔑視 男性社会の豪州

本年に入り、豪州では4日に一人の女性が殺害されている。週末に、全土に亙り、女性権利を主張する団体、一部政党が連携して緊急に女性の安全を保障する立法を求めてデモが起こった。首都、キャンベラで首相アルバニース氏は”国家緊急事態”だと認め「我々は従来の文化、態度を改める必要がある。女性の所為ではない。男性の女性蔑視の責任だ。」と述べた。各地のデモの様態は国際各紙が詳述している。

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フィリピーン学校閉鎖 熱気対策

今年の夏は何処も異常の様相。昨日、フィリピーン政府は、明日の２９日、明後日の３０日の二日間、４７、０００の公立学校に”熱気”を避ける為臨時休校を命じた。マニラ市で土曜日に３８．８度C,体感温度４８度Cを記録。マニラの北部、カミリン市で土曜日にフィリピンの今年の最高気温、４０．３度Cを記録している。

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猛暑に押しつぶされるヤンゴン ミヤンマー

ミヤンマーの旧首都、ヤンゴンは人口８００万人の大都市。そこに前例のない暑い夏が訪れている。先週はある村落で記録破りの４５．９度Cを記録した。軍政府になって内戦が続く。発電、送電装置、ガスパイプラインに重大な損傷が生じ、ヤンゴンは、夜の８時間、停電の日常となった。市民は熱気の中、住居内に留まれず、公園や、樹木のある野原に

逃げ出している。学校は、生徒の健康の為休校が一般的。老人、病弱者には、恐ろしい夏が来た。

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バイデン シラキュース大学の劣等生

何処ともなくウェブに踊る情報。バイデン大統領は１９６８年にシラキュース大学を卒業したが、彼のクラスは８５名。卒業時の成績はバイデンは８５名中７６番目の”劣等生”だった。この成績情報は、正確だと大学認定。

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世界に飛び火 反イスラエル群衆

週末の欧州。米国の学園争議に刺激されたか各地で反イスラエルの運動が生じている。ドイツのベルリンでは議会前に抗議のテント村が出現、イスラエルへの武器輸出の禁止を要求。フランスのパリ政治学園ではイスラエル非難の学生が校舎を占拠。スウェーデン各地で抗議デモ発生、”パレステイナを開放せよ”、”イスラエルをボイコットしよう”の掛け声が響く。英国ロンドン。議会広場の抗議の群衆、”イスラエルの多量虐殺の共犯者となるな”のシュプレヒコール。

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性的少数者は違法 イラクの新法

先週、イラク国会は、性的少数者、売春を違法と約する新法を採択。同性婚は最低１０年、最高１５年の禁固刑、売春実行者、補助者には最低７年の禁固刑。これで同性婚を法的に禁じる６０か国の仲間入り。尚、認めているのは約１３０か国。

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中国解放軍に改革

習中国政府は、先週、中国解放軍に大規模な組織変更を打ち出した。

戦術支持部隊を情報支持部隊、宇宙防衛部隊、サイバースペイス部隊の3新設部隊に発展解体。

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反イスラエル学園運動全米に拡大

ガザのイスラエル軍の行動に反対する学生運動。週末にかけて全米に拡大。教室閉鎖、リモート講義、学園へ入場検査強化、学園内テント村の撤去、暴力的抗議に警官の導入。メデイアも追いきれないいきれない規模になっている。今朝のCNN,学園報道で満杯、他の報道は押し出された感がある。

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世界に逆行 独歩安の円

ロイター電のまとめ。日本円は昨日対米ドル３４年ぶりの安値を記録。欧州ユーロに対しても１６年ぶりの円安。豪州ドルに対して１０年ぶりの最安値。今年に入り円は対ドル９％の価値を失ったがこれはG-１０先進国中、最悪の減価。

一方、昨日、米ドルは他通貨に対し、売られて減価。ユーロは２週間ぶりに対米ドル０．３％の値上がり。豪州ドルも、対米ドルで強い上昇。英国ポンドは対米ドル、一挙に０．４％の値上がり。ニュージーランドドルも堅調。このドル退潮の中、日本円は独り”異常な安値の動き”。

村八分の厳しさを思い出す時が来た。

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