ギリシャ スペイン 後ろ向き ウクライナ支援

BBCが報じている。ロシアはウクライナ攻勢を強めて、今や、エネルギー関連のインフラを集中的にロケット、ミサイル爆撃。ウクライナのゼレンスキ大ー統領はNATO,EUに対して、防衛上至急、防空武器、特にパトリオットミサイルの提供を懇請し続けている。この度は、ギリシャ政府は、手持ちのパトリオットミサイルと、ソ連時代からの保有S-３００地対空ミサイルのウクライナへの提供を一切拒絶した。仮想敵国トルコとの対抗軍備上、自衛力を落とせず、ウクライナへの武器支援はこれ以上できない、と表明。さらに、スペインも自国防衛需要上、手持ちのパトリオット他の主要武器をウクライナに提供不可能とする。但し、通常弾薬についてはできるだけ協力すると宣言。

両国とも、明確な拒絶反応。欧州に戦闘疲れが見え隠れする。

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英首相の反ロシア行脚 英独会談

昨日、首相に就任して初めてのドイツ訪問のスナク英国首相。シュルツ首相との共同記者会見。主要点；

・双方とも、バイデン米政府のウクライナ支援強化の動きが、欧州勢の対ロシア防衛政策に、余裕を与えるものでなく、逆に、欧州勢のロシア抵抗の強化を促す刺激とすべき。

・ロシアの空軍に対抗すべく、欧州空の盾として、

両国の防空政策の見直し。対陸軍対策として、両国でホウイッツア砲の共同開発に合意。

・両国の、エネルギー協力につき相互供給等の強化を約す。

・ただし、ドイツの長距離ミサイル”タウラス”のウクライナへの提供は差し控える。ウクライナ軍の越境したロシア内部へのミサイル攻撃は戦争の拡大を意味し、危険。

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長距離弾道ミサイル初の使用 米軍支給

BBCが報道。米軍支給の長距離弾道ミサイルが初めてウクライナ軍によりロシア占有のクリミア半島への攻撃に使用された。これまで、米政府は、戦闘の予想外の拡大を懸念し、ウクライナ軍には中距離ミサイルのみ、提供してきた。新規に使用のミサイルは射程距離が３００キロと長い。BBCによると、先の米議会によるウクライナ新支援策により、提供の武器類の殺傷力が格段に増加し戦闘は新段階に入った。

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英国 ウクライナ援助増額

英国スナク首相は昨日ポーランドに飛び、タスク首相、NATO事務総長と会談。結果；

・英国は本年度予算に計上の２５億ポンドのウクライナ武器援助にさらに５億ポンドの上乗せ、発表。

・本年度の英国のウクライナへの提供武器は；１６００台の攻撃用ミサイル、追加の長距離用ミサイル　ストーム　シャドウ、４００台の装甲車両、６０隻の上陸用舟艇、４００万発の弾丸。ロシアに

・追加予算で、英国製のドローンの開発を強化する。

・ポーランド領空のNATO共同防衛空軍に、英国空軍部隊を補強して派遣。

スナク首相は、”若し　ウクライナがロシアに敗れると、次の犠牲者はポーランド。さらに欧州の危機に繋がる、”と強調。すぐにベルリンに飛んでシュルツ首相と同様趣旨のウクライナ防御態勢を協議すると宣言。米国のウクライナ支援が決定して、欧州筋も動きが活発化してきた。

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５万人を超すロシア兵の死亡 ウクライナの悲劇

本日のBBC報道。BBC　Russia,独立メデイア　グループMediazona 、その他多くのNGOの参加で、調査が進み、ウクライナ戦闘2年間のロシア兵の死亡数がかなり詳細に判明している。既に、５万人を超す兵士が命を落としている。戦闘一年目より２年目は２５％増えて２７，０００人。”肉挽き機作戦”の人海作戦で、既に職業軍人は払底し、５名の死者兵士のうち、２名は新兵。ロシア政府、軍の公式数字の８倍の死亡数。今日の、BBC報道は詳細にわたり、長文。読者諸兄には、一覧をお勧めする。

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ロシアの徴兵制度 ロシア軍の規模

ロシアの”すべて”の男子は、30歳まで強制徴兵の対象。毎年、２回、徴兵員数が発表される。今年は、初回の召集員数が１５万人。ロシア正規軍の規模は、１３２万人。予備役が２００万人。今月初めの英国防衛省の調べでは、ウクライナ戦争でこれまでのロシア兵の死亡、負傷者は３５万５千人。他方、先月、ウクライナ政府発表の、ウクライナ兵士の死亡数は３１，０００人。

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形振り構わぬプーテイン 北朝鮮擁護

昨日の国連安保理決議案。北朝鮮の核実験、大陸間弾道実験が過去の国連決議に違反するとし、国連特別調査団の調査を求める決議案。

１５か国メンバーの安保理。ロシアが拒否権発動。中国が棄権。１３国が賛成。だがロシアの拒否権は強力、絶対で、調査団の結成、準備もできない。韓国政府によると、先月より北朝鮮は、全国の武器工場を全開しロシアへ武器、弾薬供給を拡大している。ウクライナ政府は、今月、北朝鮮製造のロケット弾が、戦場に使用され始めたと発表。

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戦争前夜 ポーランド首相の警告

ポーランドのタスク首相は昨日、記者会見で下記を強調した。

・ロシアのプーテインは既に戦争モードに入っており、事態は、１９４５年に似ている。”戦争前夜”である。

・ウクライナに続き、プーテインの視野に入っている国は多く、一方、これらの国々には、防衛の明確な姿勢が見えない。

昨年　ポーランドは防衛費を一挙にＧＳＰ比４％に引き上げた。

ＮＡＴＯのガイドライン２％の倍。また、プーテインのウクライナ侵略戦争以来、ウクライナの戦火を逃れる避難民を、数百万人受け入れている。先週末には、ロシアのウクライナ向けロケットがポーランド領空を侵害したと、ロシア政府に抗議。

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モスクワ銃撃 ウクライナとの関係

先日、モスクワのコンサート　ホールのテロ銃撃事件。実行犯4名と関係者数名が、ウクライナ国境で逮捕された。ISIS-Kと自称する軍団はアフガニスタンに本拠を持つ。プーテイン大統領は、”テロリストには厳罰を課す”と表明。一方、ロシア外務省報道官ザカロヴァは”犯人はウクライナへ逃亡を企てた。”と広報。ウクライナ政府はすかさず”モスクワのテロ行為にウクライナ政府は無関係”と強調。

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モスクワでISISテロ 死傷者多数

昨日、ロシアのモスクワ。コンサートホール、クロカス　シテイ―ホールにイスラム過激派ISISの暴徒がテロ攻撃。６０名が死亡、１４５名が病院に搬送された。負傷者のうち重傷者は６０名。モスクワのテロ事件では最悪。ISISの暴徒は逃亡。ＩＳＩＳは犯行宣言。世界のメデイアが不思議がるのはプーテインの態度.彼は、ISIS非難声明を発していない。何故か。

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