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移民政策;給与と価値 [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリスのEU離脱で,イギリスは独自に海外労働者対策、移民政策を持つ権利を回復する。

ただいま,新移民政策につき議論が過熱化している。

東洋の某国もようやく海外労働者問題に直面しているが,イギリスも離脱後の他国労働者の選択基準に頭を悩ませている。

ホワイトホールの指向の基本は,"高技術者"移民は入れる,"低技術者"移民は排除する,原則である。

技術の高低を判断するのに,給与レヴェルを物差しとしようとしている。

イギリスは老齢化が急速に進行している。

老齢者医療の要求が吹き上がる。

医療機関、在宅での老齢者対応に,海外からの看護師導入の要求が強い。

しかし,彼らの給与レヴェルは,ガソリンスタンドの窓拭き並の低さで,したがってホワイトホール原案では将来,入国を閉められるジャンルに属する。


これに反対して下記の論点が浮き上がってきている。

給与レヴェルによる仕分けは,イギリスの将来的医療制度を、破壊してしまう。

給与水準による仕分けは時代の変遷を無視している。

改めて,給与基準で無く"社会的価値"の新基準を設定すべきだ。

海外から老齢者医療に従事する人々を"社会的価値”により優先的に誘導移住させるべきだ。


バイロン
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