西アフリカ フランス離れ:シーファー フランの消滅

今年から西アフリカの8カ国はかっての宗主国フランスにより保護されてきた地域貨幣CFA(シーファー　フラン）を､新貨幣,ECO(ｴｺ)に切り替える。

8カ国は、象牙海岸、セネガル、マリ、ブルキナ　ファッソ、ベニン、ニジェール、トゴー、ギニア　ビソ－。

新通貨エコはCFAと同様フランス　フランとリンクを続けフランス政府の保証がつく。.

変化は､先ず､これまで8カ国の外貨準備の半分をフランス中央銀行に預託の要があったが解消。

亦8カ国の中央銀行のボードにフランス人一人の座を与えて来たがこれも解約。

CFA　フランはフランス植民地時代の呼称、Colonies françaises d’Afrique(フランス　アフリカ植民地)の頭文字をつけた貨幣。

未だに8カ国がフランスの領地の如き印象が強くフランスとは種々の軋轢を生んでいた。

これらの国にはフランス企業が独占的に進出しており､今回の新通貨変更でも、新通貨に対するフランス政府保証、新通貨とフランとのリンクが継続され、フランス企業にとり何ら不安要素とはならない。

バイロン