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ロシアとトルコ:リビヤの守護神? [アフリカ]

外国干渉のお披露目場の如きリビヤの混乱。

どうやら解決の糸口が見えてきたか。

急に表面化したロシアとトルコの共同主導権の確立。

フランス、ルモンド紙が掲げる理由:

・アメリカ トランプ政権の無関心。
 アメリカの指導力の消滅でアメリカの口出しがない。

・EU諸国の歩調の乱れ。リビヤがアフリカから欧州へ向かう移民の集合地点。
 欧州各国は移民対応に足並みが揃わない。従い混迷収拾に一致した行動ができない。

・2011年独裁者カダフィを殺害し、トリポリに政府を作った国連以下国際社会は、その後新政府の支持
 (フォロー アップ)に欠け政府は弱体化している。

・石油利権を巡りリビヤ内に乱立の反政府軍閥勢力が予想より強い。

・トルコは地中海開発を巡りリビヤ政府支持に回り、正規軍を越境させている。

・昨年、トルコはロシアからS-400のミサイル防衛装置を購入。
 更に昨年、ロシアと黒海海底ガスパイプライン協定締結。
 トルコ国内需要満たし、 更に南欧州へ同パイプラインを通じてロシアガス供給する。
 両国間の軍事、経済協力が明確になった。

・リビヤ内戦の一時停戦仲介にロシア、トルコが協力する合意がなされている。

バイロン

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