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ルーブル下落で一変 中ロ貿易 [経済]

数年、中ロ貿易は確実に拡大路線に乗っていた。


中国からは、スマフォを先頭に電子製品が輸出され、昨年はロシア総輸入の11%にまで拡大。


ところが、ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアは国際社会の制裁を浴び出した。


それまでもロシアの弱い経済力で、ロシア通貨、ルーブルは徐々に価値を失っていたが、11日前の、ウクライナ侵攻後は、悲劇的は"ルーブル安”が生じ、11日間で一挙に対ドル35%の価値を失っている。


欧米企業のロシア総退去で、中国企業は、千載一遇のチャンス。


対ロ輸出は急増すると予想された。


しかし、この11日間で生じたのは逆の現象。


商品価格の暴騰が生じ、ルーブル安に合わせ、日々、店頭価格が書き換えられる騒ぎとなっている。


スマフォ市場も、アップル、サムソン等の撤退で、中国の小米社の大躍進が予測されたが、このままでは、ルーブル売りのロシア市場では"為替損"が何処まで伸びるか見当もつかぬ。


中国電子企業群は、二の足を踏み出した。拡販どころか、退却が必要かも知れない。


バイロン

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