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農民の反乱 マクロンの憂鬱 [欧州]

フランス南西部のツールーズではすでに道路封鎖、役所包囲の騒乱が生じている。フランスは、EU最大の農業国。農民は耕作機械の燃料税,安価な輸入農産物、水利権、種々規制に反対の狼煙。生活苦を訴える。来週は、全国農業組合で全国的ストライキ決行の可否を決める。マクロン大統領には、6月の欧州議会選挙、自身の政治的安定に、また、難題を抱えた。ドイツでは、同様、農民の苦情ストがベルリンを襲っている。


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人口の再軍備 マクロンの騒動発言 [欧州]

これは意外である。昨年のフランスの新生児出生数は678,000人で一昨年の6.6%減。第二次大戦以降最低の数値。これを受けてマクロン大統領は、人口増加に向けて”人口の再軍備”を宣言。産児休暇制度、不妊症対策の改善に乗り出すと宣言。これに対して女性の自由、女性の肉体に対する政治干渉だと反対の大合唱が湧いている。”ネイタリズム(出生主義)”の再来だと非難の声が高い。


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仰天のフランス首相人事 [欧州]

フランスのマクロン大統領、仰天の首相人事。昨日まで、教育相として高校生の制服問題で話題の、アトール氏を、急遽首相に任命。彼は、若干34歳。フランス史上最年少首相となる。教育相の前は、マクロンのスポークスマンとして、名を打った。また意外にも、彼は、ゲイであることを公言している。

昨日の仰天人事、仏史上最若年大統領マクロンは46歳、年金、移民政策で国内に対立のひずみを生じている。アトール氏は突如の首相任命で62歳の”希望の女史首相”ボルンにとって代わる。昨日、就任の演説で、”若い大統領、若い首相の組み合わせ”で”変化の時代が到来”したと宣言、3つの政策を発表;1)若年層の雇用促進、2)企業の活性化を阻止する行政規制の撤廃。企業活動を妨げる窓口手続きの廃止。3)若者の意見聴取拡大、強化。

”年の功より若さのエネルギー”。さて、マクロンモデルは流行るのか。


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ルーマニアとブルガリア シェンゲン圏に加入 [欧州]

欧州人の域内自由移動を認めるシェンゲン協定。1985施行の協定で、EUの23か国が参加の協定。ルーマニアとブルガリアはEUのメンバーながら、オーストリーの反対で同協定参加を拒絶されていた。オーストリアの主張は、両国が無制限に移民をオーストリアに送り込むから。

この度、ようやくオーストリアの怒りが解けて、陸路の自由な入国は許さぬが、空路、海路の入国は今年4月から許すと態度を軟化。参加が決まった。両国は祝賀ムードに浸っている。


協定は、EUメンバー以外の、スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインにも適応されている。


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フランス アジェルバイジャン大使館員放逐 [欧州]

EUが仲介のアジェルバイジャン、アルメニア紛争。年末ぎりぎりに、フランス政府はパリのアジェルバイジャン大使館員2名を”好まざる人物として国外追放とした。アジェルバイジャンのバクーにあるフランス大使館は、アルメニア人の容喙に悩み、今回の放逐は”報復”。フランスは、アルメニア人の海外ダイアスポーラとして最大。年初より、ややこしい展開。


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エッフェル塔ストライキで閉鎖 [欧州]

パリの観光の目玉、300メートルの高さを誇るエッフェル塔は、134歳。所有者はパリ市庁。年中無休で365日、日々2万人もの観光客を楽しませる。来年のパリオリンピックも最高のホステス役を演じる。ところが、塔を管理する市の従業員が、本日から無期限のストに入った。詳細は不明だが大幅賃上げ闘争らしい。スト中、観光客は、塔に近付き、下から見上げることは可能だが、塔に上る、塔の土産屋によることはできないらしい。大革命の歴史を持つパリ市民、効果的なスト戦術に長けておられる。


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トルコ宗旨替え スウェーデンNATO参加合意へ [欧州]

トルコ議会外交委員会はスウェーデンのNATO参加に合意の決定を行った。スウェーデンとクルド難民の扱いについて合意ができた。即ち、スウェーデンはこれまでの、緩やかなクルド難民の受け入れ政策を変更して”テロ行為”の疑いあるクルド人を排斥、乃至、トルコに送検する。

また、トルコのエルドガン大統領は、スウェーデン参加合意の条件としてアメリカからF-35,F-16の最新戦闘機の輸入を求めている。

彼は、NATOメンバーなのに、独断でロシアからミサイル防衛設備を購入してしまった。

米議会は、購入により、新鋭機をトルコに渡せば、ロシアに性能が筒抜けになると危惧しこれまで新鋭機の販売を拒否してきた。

また、ギリシャとの関係、人道問題も不満足だとトルコ批判が強い。

外交委員会の決定で次は、トルコ議会の承認手続きが始まる。


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セルビアの明日 [欧州]

首都ベルグラードは大騒ぎ。長期政権ビシッチ首相に反対の大波。

ビシッチも舵取りが大変だ。一方でEU参加に懸命の努力。他方で歴史的友好国ロシアとの好関係維持に努める。ヴィシッチの立ち位置は明確だ。まずは、コソボの独立反対、次に、ウクライナ戦に関わる欧米のロシア制裁に反対である。まさにこの2点こそ、EUの立場と相いれない。世界の断層の典型が見える。


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セルビア騒乱拡大 ロシアの介入 [欧州]

10年に及ぶブシッチ政権。一週間前の総選挙。国際監査圧団が”異常性”を指摘する。首都ベルグラードでは連日ブシッチ反対の群衆デモが続く。ブシッチは、ロシア大使と会談。大使はブシッチ反対の”欧米国”が選挙に介入したと表明。プーテインはブシッチ再選に祝意を表し

両国の友好関係を強調。ベルグラードでは、学生連合が市内交通の妨害運動に出動する。


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セルビアに騒動 EU参加に黒雲 [欧州]

セルビアは先週、総選挙。現職大統領ヴィシッチ、彼の与党セルビア進歩党が楽勝で再選されたが、選挙管理の国際視察団は、選挙に”異常さ”

ありと認定。首都ベルグラードは反対政党が集って抗議集会が続く。事態は悪化して暴力化している。ビシッチは一部選挙場所で、再投票(8000の投票所の内18か所)を行うと譲歩したが、群衆は収まらない。かねてより、EU 参加を最大政治課題とするブシッチだが、ドイツ政府は声明を発して、”選挙管理に問題があればEU参加審査を強化する必要がある”と警告。


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