政権交代

50数年続いた政治体制が圧倒的な民意の反乱によって崩壊。
世界に冠たる【異様政体】が如何様に変わるか。
世界の注目を浴びている。

しかし日本の既成マスコミは、よほど自民モードが体に刷り込まれたのか、民意が選んだ新政府の、批判をあれこれと、もう早くも始めている。
５０数年と数ヶ月の差が見えないらしい。

有権者は、既成マスコミが考えるより、数段頭がいい。
有権者は、新政府に、時間を十分与える知恵がある。
これまでのゴミ箱に溜まった前政権のあれこれを掃除するには時間がかかろうと、寛容さと忍耐力を持つ。

一党独裁政治体制を半世紀も維持するのは並大抵の事ではない。
旧ソヴィエトや、中国とは違う筈の日本。
表面は国権の三権分立、民主主義を標榜しながらだ。
よほどの化粧を施さないと不可能の筈だった。
既成マスコミの囲い込みは無論のこと。

政党と、国体。

今、プテインのロシアが頭をひねり出した。
政党と、国権奪取、維持の関係はどうあるべきなのだろう。

日本も遅まきながら現代国際政治史上、観察対象と捕らえられている。
既成マスコミの反動、稚拙な新政権批判は、避けたほうが良い。

バイロン