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スペイン 年金受領年齢論議 [欧州]

スペイン国家統計局は、7月の失業率を18.83%と発表した。

政府は同時に、年金改革案を公表。

それによると;
・現行国民年金受領年齢65歳を67歳に引き上げる。
・2013年より少しづつ引き上げて2025年に67歳とする。

政府試案は今後、各種コミテイーで、十分審議の事となる。

当然ながら全組合から猛反対の声。

お隣フランスでは、60歳を62歳に引き上げる改革が国内に火の出るような反対の嵐を巻き起こしているし、イギリスでさへ、年金改革の目玉は66歳へ受領年齢を引き上げる事で之が大問題。

スペインの組合にも亀裂が見えて、オフィスで机仕事する労働者と、昼日中鶴嘴を振り続ける肉体労働者を一緒には出来ない。オフィスワーカーの年金受領年齢はもっと引き上げ、働かせるべきで、辛い仕事の労働者には逆に、年齢を下げるべきだ、との議論も見える。
又年齢受領期間も、肉体労働者の寿命が比較して短いから、年金受領合計も少ない。
不公平だ、との声も聞かれる。

67歳まで働くのも大変だろう。

然し、スペインも少子化で、老年層を年金で支える若年層が急速に縮小している。 
 
バイロン
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