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戦争権限法ーアメリカ [アメリカ州]

1973年、ヴェトナム戦争の教訓から成立している戦争権限法(War Powers resolution)によると、アメリカが戦争行動に出る権限は議会のみが有し、大統領が”勝手に”戦争を始めてはならない。

ただし、緊急事態による、即時の判断が必要な場合、大統領にその権限を委ねるが、その場合、戦闘開始後、90日以内に議会の承認を必要とする。

アメリカ下院は、昨日、この法をを援用し、オバマ大統領のリビヤ戦争参加が、違法だとの決議を行った。下院は野党優勢だが、戦費の増加に反対の与党議員も賛同している。

オバマは声明を発し、リビヤでのアメリカ軍の行動は”戦闘に参加”しておらず、NATOの戦闘の”支援活動”だけ行っており、戦争権限法に規定の”戦争行動”に当たらないと反論。

現実は何も変わらない。
アメリカ版与野党”議会闘争”のゴタゴタ。

バイロン
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