イソップ物語ー中國食糧事情

中国に進出して拡大を続けるヲールマート　スーパーマケット。

これまで、価格操作、違法表示の廉で臨時閉店の処分に会ったりした経緯はあるが、又躓いた。

山東省、州都、斉南市。

店頭に並ぶロバの肉が、安物のキツネ肉だと判明。

ヲールマートは全購買者に払い戻しを決定。

仕入れ先が、キツネ肉をロバと偽ったのだそうだが、ヲールマートは購入時にチェックをしていない。

今朝のFT紙、遠慮なくぶちまけているが、中国のスーパーでの肉にはネズミその他の駄肉の混入は後を絶たぬと書いている。

まるで、イソップの動物物語りの様だと書いている。

同紙は、また、中國の農地の６分の１、約５０００万エイカーが土壌汚染されており、内、８００万エイカーは、汚染度が酷すぎて、中央政府も作付を禁止していると、報じている。

また、汚染度の広がり、程度については、”国家機密”とされて、公開を禁じていると書いている。

又中国最大の医薬品会社製のB型肝炎予防接種でここ数週間に少なくとも数十人の幼児が死亡しているとも書いている。

罪もない国民は、空気汚染、土壌汚染、違法有害食料、医薬で苦しめられる。

可哀そうな隣人ではないか。

バイロン