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パニック状況;英国酷暑対策 [欧州]

イギリス ロンドンに長く生活した筆者にとり、現在同国を襲っている”熱波”によりパニックが生じる理由がわかる。

大きく北に位置する緯度で真夏でも家庭、オフィスに冷房装置が無いところが多い。

”北の国”なので、高温対策を知らない。

この度の熱波の来襲。

気象庁は長期予想を発し、イギリスの夏の気温は2040年代までに上昇を続け摂氏38度5分が常温となるとする。

下院議会の環境評価委員会はこのまま新対策を講じなければ2050年まで毎夏7000人の熱中症による死亡が生じると警告。

議会の討議は熱を帯び、政府の熱風対策が不十分だと突き上げている。

議会の討議の焦点は;

・政府は温暖化ガスの消去に力を尽くすと言うが手ぬるい。

 即効ある緊急対策が必要。

・一般の建物の耐熱、防熱装置が不在。

 至急、改善を決定すべき。
 窓が小さすぎ、建物の向きが一定方向で、室内の熱を貯める現状を改善すべき。
 種々法規の改定を要す。

・輸送手段の防熱対策が不在。
 酷暑による、鉄道レイルの変形を防止せよ。

・一般道路の防熱対策が不十分。夜間の畜熱放射による、”ヒート アイランド”対策不在。

・高年者、学童の耐熱対策を至急改善の要あり。学童の制服着用を緩和せよ。

・地方自治体に、植樹を強制し、木陰の拡大等、防熱対策に地方の知恵を出す事を制度化せよ。

・病院、研究機関、共同して耐熱処置を再検討の要あり。また熱中症患者の受け入れ態勢を完備す る要あり。

バイロン
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