SSブログ

エルドガンと金利 [経済]

トルコ大統領、エルドガン。

金利は諸悪の根源と,銀行の高金利を嫌い続ける。

しかし,同じNATOのメンバーなのに,トランプのアメリカとはことごとく角を突き合わせる。

アメリカを始め欧州投資家がトルコから退却を始めて年初からトルコ為替リラは対米ドル38%もの”リラ安”となっている。

終に,エルドガンは折れた。今週は政策金利を一挙に,7%嵩上げ。

途端に,リラの買い戻しが生じて”リラ安”に歯止め。

一応,市場は安心感で満たされて,トルコ株式市場は久しぶりに高騰。

新興国為替もリラに追従して,おしなべて値を直している。

これで,一応為替危機は避けられたが,これまでのインフレ慣性はどうなるか。

年末までのインフレ率は2割を下るまい,との見方が多い。


バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。