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国民健康保険の崩壊危機 [連載ー英国EU離脱交渉]

現在、イギリスの健保現場を担うのはEUからの医者と看護師。

彼らが雪崩を打ってイギリスを離れている。

離脱後、外国医者団の身分保障が不明確なのに加え、イギリスのEU離脱は異国人嫌悪感に根ざしており人種差別感覚は強く,種々の嫌がらせで既に1万人の医者が離英している。

6月に厚生省はEUから3000名の医者を募集したが、応募したのはなんと86名だった。

一方、看護師だが、イギリスのEU離脱投票以来、2000名が欧州に帰国。

離脱騒ぎの以前からイギリス看護師不足は深刻で4万人が足りないとされていた。

第三国からの募集を進めるがそれぞれ母国の医療需要が伸びつつあり、それに離脱後の外人看護師の待遇が不明確で,人が集まらない。


医療専門職のイギリス逃避で、経験則、蓄積された現場知識も流失。栄光の健保制度維持に黄信号。


バイロン
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