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原油価格:ロシアの力 [国際]

今週はアルジールでオペックとロシアの会合。

ロシアは6月以来原油生産量を30万BD増量。

先月の総生産量は,1130万DBと過去最大となった。

シテイー グループが指摘するが,ロシアの原油生産は新規油田の開発がリードしている。

ここ数年の増産率は年間3%。新油田の発見は後を絶たない。

一方、オペック側ではイランへのトランプ制裁、ヴェネズエラの政治情勢で130万BD以上の生産縮小が起ころう。

ロシアの生産力は益々重要性を増す。

おまけに、トランプの中東政策は支離滅裂で産油国政府と十分話し合える先は少ない。

間隙を突いて,ロシアは今や全中東政府と気脈を通じ,中東政治のリーダー格にのし上がっている。

今や世界の原油需要は1億BDにまで伸びた。

オペックの生産能力は依然として3500万BD程度。

とても世界の価格を牛耳れない。

如何してもロシアと同心しないとかっての栄光は戻らない。

バイロン
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