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豪州小売り業の将来 [アジア]

景気後退で、家庭貯蓄が確実に減少しているオーストラリア。

個人消費も下降が顕著で.特に個人住宅の販売も急減している。

問題となるのは,小売り業への銀行貸し付け。

オーストラリアの店舗による販売量は,オンライン取引に完敗の状況。

現在、オーストラリアのオンライン取引は年率50%の猛烈な勢いで伸びている。

著名な玩具チェインストアー、トイザラスは全豪に張り巡らした50の店舗を全て閉鎖した。

だが、多くのデパートを始め巨大小売業者は、オンライン取引に対抗の姿勢を示す。

オンラインに無いパーソナルな顧客対応サーヴィスを強化する。

店舗を美化、改装して、客離れを阻止する.海外の観光客を取り込む。

その為デパート、巨大小売業者の店舗改装用の投資意欲は未だ消えていない。

銀行の貸し出しは落ちていない。

問題は,自国の消費性向の変化で,デパートは”コーフィーを友達と飲むところ”でもう必要な品はオンラインで買うとする消費者の姿勢。

デパートの収益性に大きな疑問詞がつく。

ところが、意外に,海外銀行が進出を強め、オーストラリア地場銀行の小売業への貸し付けの13%強を肩代わり始めている。

火中の栗を拾っている。



バイロン

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