GEの悲劇

トップの舵取りが下手だと、企業の命取りとなる。

アメリカ重工業の旗頭だった、ジェネラル　エレクトリックス社（GE)。

一昨年、株価はピークで、32ドルを超えた。

ところが，舞台暗転の速度は，世間を驚かしてきた。

今年初めの株価は．18ドルを切り込み，先月、一株当たりの配当を12セントから1セントに切り下げて，昨日，株価は8ドルを切って下落してしまった。


たった2年で株価が32ドルから8ドル。

発電用重機の手離れが遅く，ほぼ全面的に，赤字を垂れ流し、健康機器の売り上げだけが生命線の有様。

先月就任の新社長は，今は何も出来ない，とにかく会社の資産を売却して，手元の現金を増やすと，火事場の助っ人のようだ。

虎の子の健康機器分野も一部売却する苦境に追い込まれてきた。


バイロン