恐怖の個人情報漏洩ｰマリオット ホテル

史上最悪の個人情報漏洩事件が明るみに出た｡

世界に網の目のように根を張る国際的ホテル企業マリオットは,以下を公表。

・5億人分の個人情報がハッキングに会い漏洩した。

・予約、入室時に提供を受ける,個人情報、氏名、住所、国籍に加え、支払い情報が流失した。

・支払い情報、即ちクレジットカード　情報、引き下ろし銀行口座情報は,全て暗号化してきたが,暗　号を解く”鍵”も盗まれた可能性がある。

・漏洩は9月に発見。世界各国の官憲に連絡している。

5月にEUでは新しく個人情報保護法を施行している｡

ホテル等で個人情報の侵害が見つかったら,関連企業責任者は発見から”72時間”以内に官憲に通告の義務がある。

怠ると,罰則は厳しく関係企業の世界全ての”総売上”の4％を罰金とする。

マリオットは通告が遅れ,EU委員会は,2017年の同社総収入から計算し,9億ドルの罰金を検討し始めている。　


クレジット　カード情報と,引き出しコードが漏洩し、合体すると個人資産は無制限に被害を受ける｡

長く,ホテルの勘定仕組みは,犯罪グループの狙い。

今年のEU法制化まで世界に明快な防衛の法的構造が不在で,個人が被害に泣き寝入りだった。

今回の事件で,アメリカ連邦、各州で突然意識を刺激され,急速に個人データ防衛法が立法されるようだ。


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