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EUスイスとの関係整理 [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリスがEUから離脱する。

振り返るとスイスはEU圏の真ん中にありながらEUのメンバーでは無い。

EUから見れば完全な”第三国”なのである。

それなのに、いずれメンバーとなろうと容易に双方とも通商、外交関係を続けてきた。

”同等扱い”の原則が慣習的に樹立し、例えば、EUメンバー国とスイスの株式取引場は相互に何の支障も無く双方から自由にアクセスできる。

一方、スイスはかたくなに自国の法秩序を守り、EUの諸法規を受け付けない。

EUの大原則である”ヒトの自由な移動”も拒否している。

スイスは良いとこ取りの典型である。

イギリス離脱が近づいてEU委員会が気がついた。

スイスとの関係を至急明確にしないといけない。

離脱後のイギリスとの交渉の弱みとなる。

そこで委員会は、年内に、スイスが今後全ての法体系、訴訟処理、につき、EU規則を守ること、最終紛争解決にEU最高裁判所の判定に服する確認を求めた。

交渉上手でなるスイス、早速、既得権侵害だと猛反撃、報復としてスイスのアルプスを越える交通機関の使用料を大幅に引き上げると、サーヴェルを鳴らしている。


バイロン

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