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オペックのひび割れ [経済]

ウイーンでオペックとロシアを代表とする非オペックの協議(オペック プラス)が難航中。

原油生産過剰で油価は下落慣性を緩めない。

オペックプラスは減産を合意しなくてはならない。

纏め役のサウジも手を焼いている様子。

問題点;

・ロシアは大幅減産を強いられるのを嫌い、今冬の寒気予測を挙げ、原則減産には賛成だが、ロシアは 年初からの減産は不可能と主張。

 減産で操業を止めるとシベリヤの油田、パイプラインが厳寒で破損すると主張。

・減産量と振り分け。

 オペックプラスで日量100万バーレルの生産削減が議論されている。

 ロシアが上記の”技術的理由”で減産に参加できぬと、減産総量も決まらぬし、オペック14カ国で減 産量を分担しなくてはならない。

 イラン、リビヤ、ヴェネズエラは既にトランプの制裁を受け原油輸出の先行きが不明瞭なので、
 減産の対象から除外を求める。即ち、減産に反対。

・トランプの容喙。

 昨日、アメリカ国務省イラン担当がリアドに飛び、イラン制裁の今後につきサウジに内々の予告 を行った模様。トランプは減産反対と吠え続けている。


バイロン

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