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更に混迷:メイのEU訪問 [連載ー英国EU離脱交渉]

自国議会の採決を伸ばして短いEU再訪の旅を終えたイギリス メイ首相。

訪問先ヘイグ、ブラッセル、ベルリンの反応;

・メイ政府と合意した離脱協定の再審議はあり得ない。

・27のメンバー各国もメイ首相を助けたい。
 しかし、イギリス国内が混乱して、EU27カ国はイギリスが"如何して貰いたいのか”分からず、助け ようが無い。

・離脱で交渉済みの条件より、更に有利な条件を得ようとしてもそれは不可能。
 他のメンバー国も離脱した方が有利とみれば次々と離脱を求める。
 現状の合意条件がギリギリのところ。

・(ドイツ、メルケル首相だけ)イギリス議会で北アイルランドーアイルランドの離脱後に備える"歯 止め条項"が論議を呼びすぎている。
 誰も"歯止め"が永久に続く事を望まない。
 その旨合意文書に明記できないか。


本国ロンドンでは留守を狙い保守党内に強硬な離脱派が中心にメイ首相追い落としの同盟が拡張中。

バイロン

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