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メイの離脱案 [連載ー英国EU離脱交渉]

保守党内反メイ首相一派は昨日、首相の軍門に降った。

幾ら、首相の離脱案に反対しても、対案が無い現実。

唯一の"対案”が離脱後に何の協定も無い"喧嘩別れ”。

野党が騒音を立てる"国民投票のやり直し”は益々事態を混乱させるばかりか、EU側の態度も硬化させる"非現実的”展開。

となると、"喧嘩別れ"の恐ろしさに比べればメイ首相案しか、残らない。

党内分派活動をやめる。

残るはメイの政権を助けてきた北アイルランドDUP党の出方次第。

メイ案は陸続きのアイルランドとの通商を、円滑に保つため"一時"恰も離脱が無いような"歯止め案”を含む。

DUPはこの特別扱いが、英国領の北アイルランドがアイルランドに併呑される国家分裂の引き金だと、死に物狂いの猛反対である。

しかし、反対は古い。

既に北アイルランドの英国教会信者は漸減し、若者は圧倒的にカソリック教会になびいている。

親英国人口は減っている。


バイロン
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