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カナダとイギリス [連載ー英国EU離脱交渉]

これまでのイギリス外交の二本柱。

アメリカとEU。

アメリカとの関係はトランプ出現で破損中。

来年はEUと別れる。

二本柱は失ってもイギリスに"外交"は必要だ。

かっての大英帝国の栄光を忘れられず、とかく世界を見下す癖が抜けないイギリス。

今週、ウィリアムソン国防相はイギリスこそ世界第一の軍事力を有すると講演し、膝元の将軍から一斉に嘲笑が湧いた。

もう、軍事力も経済力も一等国では無い。

二本柱を失った後の外交の基本は、身の丈に合った動きに徹することだ。

幸い、先輩が居る。

カナダである。

"二等国"なのに、トランプにことあるごとに勇敢に楯突く。

サウジの人権無視に噛みつき国交断絶も恐れない。

今や、中国の"いじめ"に逢いながら屈せず、"法治国家"の誇りを捨てない。

国連平和維持軍、NATOへの積極参加で、海外派兵の兵士数は何処よりも多い勇敢さだ。

小さいながら、法と秩序を堅持して、世界の"強国"に肩を並べている。

新時代のイギリス外交、カナダの顰みに倣うべきだ。

なんと言ってもカナダの元首はイギリス女王である。

(FT紙コロムニスト、ステフェン氏の意見)


バイロン


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